アイコスは口臭の原因になる?対処方法を合わせて紹介
最近では従来の紙巻きタバコから、アイコスなどの加熱式タバコに切り替えている人が急増していますよね。
そんなアイコスですが、紙巻きタバコ同様口臭の原因となるのでしょうか?
公式では有害物質が低減されているとアナウンスしていますが、口臭への影響は説明していません。
当記事ではアイコスの口臭の原因や対策について詳しく紹介します。
目次
なぜタバコは口腔環境を悪化させるのか?
そもそも紙巻きタバコが口腔環境を悪化させる原因から考えていきましょう。
主に口臭の主な原因となっているのが下記3つになります。
【タバコの口臭の原因】
① | ニコチン |
② | タール |
③ | 一酸化炭素 |
ニコチン
ニコチンには強い依存性があり、タバコがやめられない一番の原因となる成分です。
これには利尿作用があり、体の水分を外に排出しやすくなります。
つまり、同時に口内も乾燥してしまうため細菌の繁殖を促し口臭の原因となってしまいます。
タール
タールはネバネバした物質で、最もキツイ口臭の原因となります。
発ガン性物質が60種類も含まれており、悪臭を放つ成分もたくさん入っているのです。
一度こびりつくと中々除去するのが難しいという特徴も。
一酸化炭素
人間の体は常に血中の酸素を運んでいます。
しかし、タバコを吸って一酸化炭素を取り込むことで酸素の代わりに一酸化炭素を優先して取り込んでしまいます。
そうすると体内の酸素濃度が低下し、酸素不足の状態になります。
結果口内を乾燥させてしまい、細菌を繁殖させ口臭の原因となるのです。
アイコスはタバコに比べて口臭に影響があるのか?
紙巻きタバコには主に3種類の口臭原因があることが分かりましたね。
では、一方でアイコスも同じように口臭に影響を与えるのでしょうか?
アイコスは、タバコの口臭の原因となるニコチン、タール、一酸化炭素などの有害物質は90%以上カットされています。
そのため口臭原因は0ではありませんが、従来のタバコに比べてかなり軽減されているということになります。
アイコスの独特な匂いが不快感を与える?
有害物質がタバコに比べて9割軽減されているアイコスですが、アイコス独特の匂いに不快感を与えていることも少なくありません。
喫煙者からすると、
「タバコに比べて匂いも軽減され、家の中でも吸うようになった」
などの意見もありますが、非喫煙者からすると
「タバコよりも臭い匂いがする、やめてほしい」
と感じる方が多いようです。
化学臭なのか、確かに独特な匂いがしますよね。
人によっては芋の匂い、おならの匂い、花火の匂いと独特の表現をする人も。
結局は、タバコでもアイコスでも口臭により周りに不快感を与えてしまうことはあるということです。
口臭対策
アイコスを使用しても、アイコスの匂いが苦手な人も周りにいるかもしれません。
オーラルケアは怠らないように気をつけましょう。
具体的には、
- 喫煙後にうがいをする
- 水分補給はしっかりする
- 歯磨きを定期的にする
ということを日々心がけてください。
喫煙後にうがいをする
喫煙後にうがいをするだけでも大分口臭の原因を除去することができます。
毎回歯磨きするような時間がない場合は、うがいだけでも徹底しましょう。
水分補給はしっかりする
やはり口内を乾燥させないことが大切です。
砂糖が入ったジュースや利尿作用があるコーヒーなどは避け、水を飲むのが一番オススメです。
歯磨きを定期的にする
できるのであれば喫煙するたびに歯磨きをするのが理想的です。
しかし難しいのであれば朝、昼、夜はしっかり歯磨きをしましょう。
【参考】
まとめ
いかがでしたか?
今回はアイコスは口臭の原因となるのか?という観点から詳しく紹介しました。
アイコスは、タバコに比べて有害物質は軽減されていますが、不快な匂いと感じている方が多くいるということを忘れないようにしましょう。
ぜひ今後の参考にしてくださいね。