たばこの口臭の原因はこれだ!口臭対策も合わせて紹介

タバコを吸う喫煙者は、たばこの匂いもそうですが、口臭の原因にもなってしまいます。
口臭って中々自分で気付かないので、知らないうちに周りに迷惑をかけていないか心配になりますよね・・・
タバコは口臭にどのような影響を与えているのでしょうか?
当記事ではタバコによる口臭の原因や口臭対策について詳しく紹介します。
目次
タバコはなぜ口臭の原因となる?
そもそも、なぜタバコを吸うことで口臭が臭くなってしまうのでしょう?
それは、タバコを吸うときに発生する成分が大きく関わっています。
- ニコチン
- タール
- 一酸化炭素
タバコといえばこの3つはあまりにも有名ですよね。
この成分で歯周病や虫歯になりやすくなり、結果的に口臭の原因となってしまうのです。
それでは、それぞれが口内環境に及ぼす影響を次の項目から見ていきましょう。
ニコチンが口内環境に及ぼす影響
ニコチンは、ヘロインやコカインと同等の依存性を持っているのが特徴です。
脳に快楽や覚醒を与えるもので、これがタバコをやめられない大きな原因ですね。
そんなニコチンは、唾液の分泌を減少させてしまうため口の中が乾燥しやすくなってしまいます。
唾液が出ない口内というのは、細菌を繁殖させ口の中が汚れてしまう原因になります。
結果口臭を強めてしまう、ということです。
タールが口内環境に及ぼす影響
タールは、発ガン性物質がなんと60種類も含まれており、たばこのヤニの成分となるものです。
タールにはなんと糞尿に含まれる、悪臭を放つ成分も含まれています。
これが、舌・歯・歯肉に付着するのですが、こびりついて中々取れないのが特徴です。
このこびりついて剥がれないタールは口臭の大きな原因となるのです。
一酸化炭素が口内環境に及ぼす影響
一酸化炭素といえば、酸欠状態になり最悪の場合死に至ってしまう物質です。
火を燃やすことで発生するものですね。
通常、血液中の成分が酸素と結びつき全身に酸素を送り込むようになっています。
しかし、酸素に比べてより結びつきやすいのが一酸化炭素です。
そうなると、タバコを吸うと酸素を差し置いて一酸化炭素を優先して取り込むため体内の酸素が不足してしまいます。
同時に口の中も酸素不足になり、乾燥してしまうことで口臭の原因となります。
喫煙者は歯周病や虫歯に注意
ここまで説明したようにタバコを吸うと、口内環境が確実に悪化します。
結果、口臭だけでなく歯周病や虫歯の大きな原因となるため注意しましょう。
なぜなら、
- 歯肉に十分な栄養や酸素が行き届かない
- 口内の乾燥により歯周病菌が繁殖
- 歯周病菌と戦う白血球が弱ってしまう
ということが口内で起こる為です。
タバコの口臭対策
タバコは口臭の原因となることだけでなく、歯周病や虫歯の原因も促していたんですね・・
ここまで分かってくるとちょっと怖くなってしまいますよね。
とはいえ中々やめられないタバコ。何か対策はあるのでしょうか?
それは、
- タールが口の中に残らないようにすること
- 口内の乾燥を防ぐこと
これを徹底することです。
タールが口の中に残らないようにすること
まずはタバコを吸って付着するタールですが、こまめな歯磨きを行うことが大切です。
どうしても歯磨きできない環境であればうがいだけでもしましょう。
ただ、タールはこびりついてしまうとなかなか取れないため歯医者さんで定期的に取り除いてもらうことをオススメします。
口内の乾燥を防ぐこと
とにかく口を乾燥させないように水分補給はしっかりしましょう。
お酒やコーヒーは利尿作用があるため逆効果となりますので避けてください。
水が一番オススメです!
あまり喋らない人は口が乾燥しやすくなるので、唾液を促す無糖のガムを噛むのも良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回はたばこの口臭の原因や対策について詳しく紹介しました。
周りの人に「この人臭い!」と思われていたらとてもショックですよね・・
タバコを吸っている人は特に、歯周病などにも繋がってきますのでこまめなケアを心がけましょう。
ぜひ今後の参考にしてくださいね。
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