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国内外でアイコスやたばこ製品を販売するフィリップモリス社ですが、国内の紙巻きたばこ市場から撤退することを検討していることが明らかになりました。
フィリップモリス撤退は決定ではなく「検討」
業界関係者にとっては衝撃の内容ですが、誤解を招かないためにも情報の整理を。
米フィリップモリス社は国内の紙巻きたばこ市場からの撤退を「決定」したのではなく「検討」していると述べています。
期間は10年で、今後10年以内に日本の紙巻きたばこ市場から撤退するか否かを検討するとのこと。
フィリップモリス社と聞いてピンと来ない人のために補足すると、マールボロやラークなどの銘柄を販売している会社になります。
今後は加熱式たばこに集中か
フィリップモリス社は国内の全てのたばこ事業から撤退するのではなく、あくまで紙巻きたばことしています。
つまり、今後はアイコス製品のような加熱式たばこ市場に注力する意志の現れとも取れます。
日本たばこ協会によると、全体の喫煙人口は減っているものの近年、加熱式たばこが紙巻きたばこのシェアを奪っておりフィリップモリス社が加熱式たばこに注力するのは自然の流れと言えます。
嫌煙ブームも相まって近年ではたばこの煙に非常に敏感になっています。
そうした中で、より煙が少ない加熱式たばこにシフトするのはフィリップモリスに限らず他のたばこ会社も同じです。
加熱式たばこは紙巻きたばこに比べて煙が少ないのは事実ですが、独特の臭いが紙巻き以上に苦手だという人もいますが…
フィリップモリス社は2021年にもリキッド型とスティック型のそれぞれのメリットを搭載した新型加熱式たばこ「lil HYBRID(リルハイブリッド )」をリリースしていることからも、より煙の少ない製品開発に注力していくと思われます。