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【シャグレビュー】「エクセレント スイートプラム」をヴェポライザーと手巻きで吸ってみた感想

パイプ用、手巻き用などのシャグブランドやスモークレスたばこなどを展開するヨーロッパの名門メーカー、マックバレン・タバコ・カンパニー。

長い歴史に裏打ちされた繊細なたばこ作りには定評がありますが、筆者個人的にも「たばこ」の良さを殺さない風合いを持つブランドが多く、一方的に好印象を抱いている憧れのメーカーでもあります。

マックバレン・タバコ・カンパニーが展開する手巻き用シャグブランドは全14種ありますが、このうちの一つがフレーバー系シャグを数多く展開する「エクセレント」シリーズ。

「エクセレント」を直訳すれば「優秀」ということになりますが、その名に偽りはなく、筆者個人から見ても、なかなかハイクオリティなシャグばかりを展開するブランドのように思っています。

今回試すのは、この「エクセレント」シリーズの中から「スイートプラム」というフレーバー。

こちらも直訳すれば「甘いすもも」とも言うべきでしょうが、「すもも」と言うと、あの酸味と甘味が独特です。

好感を持つ「エクセレント」シリーズではありますが、独特のすもも感を表現するために、香料がベトベトつけられていたらイヤだなぁと現時点では少々不安も抱いているのも正直なところです。果たして実際の喫味はどんな感じなのでしょうか。

というわけでさっそく「エクセレント スイートプラム」のスペック、開封、葉の感じから見ていきましょう。

「エクセレント スイートプラム」のスペック

・生産国 ドイツ
・価格 680円
・内容量 25g

開封

25gで680円というコストパフォーマンスの良さは「エクセレント」シリーズに共通するものですが、それでいてたばこ葉のクオリティも高い点も見逃せません。

ただし、この「エクセレント スイートプラム」は他のフレーバーに比べれば、やはり香料がキツめの印象。

鼻を近づけてまず香ってくるのは、甘さの中に微かに酸味があるような香料の香り。たばこ葉本来の香りを嗅ごうと意識しても、あまり感じることができません。

本国の公式サイトを翻訳すると、アフリカ・南米などのバージニア葉、アフリカのバーレー葉、ヨーロッパのスパイシーなオリエント葉を採用しているようで、この点も「エクセレント」シリーズの他のフレーバーと同じでした。

葉の感じ

開封時には香料の強さを感じましたが、実際にそのたばこ葉を触ってみると意外や意外、ベトついた感じはありません。

むしろやや乾いた印象さえあるのですが、なのにどうしてあれほどの香料の香りを発するのかが少々謎です。

とはいえ手巻きにする際には、この「やや乾いた」感じがありがたく、初心者でも失敗することなく巻くことができるであろうと思いました、

この「エクセレント スイートプラム」、火をつけて吸ってみると、果たしてどんな喫味を表現してくれるのでしょうか。まずはヴェポライザーから試していきたいと思います。

FENiX MINI PROで吸ってみた

毎度お馴染みの扱いやすくダイナミックな喫味を味わえるヴェポライザー、FENiX MINI PROで試すことにしました。

190度から加熱をスタート。さっそく喫煙していきます。

ーーー

1パフ、2パフ目にして開封時に感じたスイートプラムの香料感が強く、どことなく「甘い飴」みたいな風合いです。

3パフ目以降でようやくたばこ感を感じることができましたが、ボディも弱く、筆者的にはかなり物足りない印象を抱きました。

バランスの良さが持ち味の「エクセレント」シリーズですが、この「スイートプラム」は、他のフレーバー系シャグブランドのような、「香料で遊ぶ」ような感じで少々残念に思いました。

もちろん、この香料感を望む人には良いとは思いますが……。

この物足りなさ、ヴェポライザーの温度を上げることで改善されるのでしょうか。次に試してみます。

温度を上げて吸ってみた

FENiX MINI PROを220度に設定。

190度よりは香料とたばこ本来の喫味が渾然一体となりバランスが取れたような印象です。

しかし、依然として香料の甘さばかりが際立ち、たばこ葉のアタックやパンチはやはり弱め。

この点、「エクセレント」シリーズの他のフレーバーと確実に違う点であり、なんだかごく普通のフレーバー系シャグといった印象を抱きました。

手巻きで吸うと、この印象はどう変わるのでしょうか。次に試してみます。

手巻きで吸ってみた

意外や意外、手巻きで吸ってみるとヴェポライザーで感じたような「香料の強さ」はどこかに消え、たばこ葉の辛味やスパイシーさが強く出てくれました。

喫煙の後半でスイートプラムの甘い風合いが追いかけてくるような感じで、これはこれで悪くないと思いました。

全体の喫味としては極めてマイルドで軽めですが、なかなか個性的な設計の喫味のように感じました。

「エクセレント スイートプラム」の感想

喫味バランスに優れたフレーバー系シャグとして、筆者は好印象を抱いている「エクセレント」シリーズですが、今回の銘柄「スイートプラム」に限っては香料が強く、他のフレーバー系シャグブランドと同様の「香料を楽しむ」シャグのように感じました。

また、ヴェポライザーでは「エクセレント スイートプラム」のパフォーマンスを感じるには少々物足りない一方、手巻きでは独特の風合いを楽しませてくれたのも事実。

このため、絶対に手巻きで吸ったほうが良いシャグのようにも思いました。

ヴェポライザー評価:2/5

手巻き評価:4/5

 

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松田義人

松田義人(まつだ・よしひと)

ヘビースモーカーで「タバコなら加熱式、電子、紙巻きなんでも来い」の編集者・ライター。一番好きなタバコは台湾の「新楽園」という銘柄。


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