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【シャグレビュー】「ハイタバコ 100%アディティブフリー」をヴェポライザーと手巻きで吸ってみた感想

ブラジルの新参たばこメーカー、ハンドメイド・ブラジリアン・タバコ。設立は2011年で、その歴史はまだ10年前後です。

しかし、やや土着的・封建的な印象もあるたばこ市場において、若い目線から「たばこ」を見直した製品作りで、すでに本国だけでなく、チリや日本でもファンが増えているメーカーでもあります。

本国の公式サイトには以下のようなメッセージが記載されています(一部意訳あり)。

「真実」「発見」「パラダイムを破って人生を送りたい」という願望から生まれたブラジルのハンドメイド・ブラジリアン・タバコです。

疲れたスピーチのように聞こえるかもしれませんが、信じてください。

私たちは、企業の世界には、違いを受け入れ、意識的な選択を奨励し、新しいものを探す企業の余地があることを証明しています。

〜中略〜

伝統的な市場の中に、新しい文化を吹き込むことに対し、私たちは恐れませんでした。

それどころか私たちをさらに自由にし、その選択を意識する世代を代表するようになりました。

2011年、私たちの最初のブランドである「ハイタバコ」は、ブラジルのタバコ屋とヘッドショップで最も売れている製品としての地位を確立しました。

上のメッセージにもある「メーカーの出発点」だった手巻きシャグブランドが「ハイタバコ」シリーズで、まさに企業の顔とも言うべき商品になっています。

今回試すのはこの「ハイタバコ」シリーズの「100%アディティブフリー」というもの。

「アディティブ」とは添加物を指すもので、つまり「100%添加物を使っていませんよ」ということになります。

そもそもが無添加にこだわるハンドメイド・ブラジリアン・タバコですので、この銘柄もまた同社の思いが強く反映されたシャグなのではないかと推測します。

この「ハイタバコ 100%アディティブフリー」、果たしてどんな喫味を楽しませてくれるのでしょうか。

まずはスペック、開封した感じ、葉の感じを見ていきましょう。

「ハイタバコ 100%アディティブフリー」のスペック

  • 生産国 ブラジル
  • 価格 1000円
  • 内容量 30g

開封

「ハイタバコ」シリーズのバージニアブレンドやダークファイヤが30gで940円なのに対し、「ハイタバコ 100%アディティブフリー」は30gで1000円とやや高額の値付けになっています。

この価格差が商品の完成度に反映されていることを期待したいです。

「ハイタバコ」シリーズ共通の独特のパッケージを開封するとバージニア葉特有の甘味、酸味、辛味が入り混じったような香りがしますが、匂いはキツくなく、むしろ薄め。

正直、これに火をつけてきちんとした喫味を表現してくれるのだろうかと心配になるほどですが、そこはクオリティに定評がある「ハイタバコ」シリーズ。

良い仕事をしてくれているはずなので、早く火を入れて吸ってみたいと思いました。

葉の感じ

細かいたばこ葉は極めて柔軟で、まるで黄金のように美しい色合いです。

また、粘度は極めて低い一方、カラッカラに乾いたシャグというわけでもありません。

この点は「ハイタバコ バージニアブレンド」と似た感じで、手巻きたばこの初心者であっても特に気にせず楽に巻くことができそうです。

無添加で、たばこ葉本来の風合いを存分に生かしているであろう、この「ハイタバコ 100%アディティブフリー」、実際に火を入れると、どんな喫味を楽しませてくれるのでしょうか。

まずはヴェポライザーから試していきます。

FENiX MINI PROで吸ってみた

毎度お馴染みの扱いやすくダイナミックな喫味を味わえるヴェポライザー、FENiX MINI PROで試すことにしました。

190度から加熱をスタート。さっそく喫煙していきます。

ーーー

「ハイタバコ バージニアブレンド」の喫味をより強めた印象で、かなりうまいです。

バージニア葉の豊かな甘味と酸味がグッと口の中に広がる一方、「ハイタバコ バージニアブレンド」と比べてボディも格段にアップしています。

筆者個人的には「ハイタバコ バージニアブレンド」の重さを1とするならば、この「ハイタバコ 100%アディティブフリー」は2〜2.5くらいの重み。

それだけ豊かで十分なボディを感じさせてくれました。

十分満足できる喫味でしたが、燃焼温度を220度にアップするとどんな変化があるのでしょうか。次に試してみます。

温度を上げて吸ってみた

FENiX MINI PROを220度に設定。

キック感が強まった一方、燃えすぎてしまうのか、190度で感じたようなバランスが崩れ、少々荒っぽい喫味になってしまいました。

この点も、「ハイタバコ バージニアブレンド」と似たような感じで、もしかすると柔軟なたばこ葉なだけに燃焼温度を上げると、その喫味バランスが一気に崩れてしまうのかもしれません。

ここまでがヴェポライザーでの感想ですが、手巻きにすると、どんな喫味になるのでしょうか。次に試してみます。

手巻きで吸ってみた

1パフ目で強く感じるバージニア葉特有の辛味、苦味。そこにヴェポライザー190度で感じたような豊かな甘味が加わり、実にうまい喫味です。

ボディも強く、重みもあり、後味は辛味が残るというなんとも勇ましい喫味ですが、ヘビースモーカーの筆者にとってはかなり満足することができました。

うまい!

「ハイタバコ 100%アディティブフリー」の感想

あくまでも筆者個人の感想ですが、「ハイタバコ バージニアブレンド」の喫味の素晴らしさをより強くしたのが、この「ハイタバコ 100%アディティブフリー」で、マイルドを好み人は前者、ガツンとした喫味を望む人は後者を選ぶと良いのではないかと思いました。

ただし、いずれにしても「ハイタバコ」シリーズの場合、どうもヴェポライザーではそのポテンシャルを引き出すのは難しいようにも思いました。

ハンドメイドにこだわったシャグでもありますので、「ハイタバコ」シリーズを吸う際は、やはり手巻きで味わうほうが良さそうです。

 

ヴェポライザー評価:2/5

手巻き評価:5/5

松田義人

松田義人(まつだ・よしひと)

ヘビースモーカーで「タバコなら加熱式、電子、紙巻きなんでも来い」の編集者・ライター。一番好きなタバコは台湾の「新楽園」という銘柄。


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