【シャグレビュー】「パピヨン ハーフスワレ」をヴェポライザーと手巻きで吸ってみた感想|CAPNOS

【シャグレビュー】「パピヨン ハーフスワレ」をヴェポライザーと手巻きで吸ってみた感想

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ヘビースモーカーで「タバコなら加熱式、電子、紙巻きなんでも来い」の編集者・ライター。一番好きなタバコは台湾の「新楽園」という銘柄。
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インドネシア産のたばこを複数輸入販売するスミス・コーポレーションが展開する「パピヨン」シリーズ。

華やかな口当たりが特徴で、ライトユーザーからヘビースモーカーまで幅広い層に好まれるシャグブランドのように思います。

この「パピヨン」シリーズから今回試すのは「ハーフスワレ」。

ハーフスワレとは一般的にファイアーキュアード(火力乾燥)させたたばこ葉を用いてブレンドしたものが多く、独特の芳醇な香りが特徴です。

様々なシャグブランドからハーフスワレフレーバーが販売されており、筆者も大好きなのですが、この「パピヨン ハーフスワレ」では、ファイヤーキュアードに加え、香料にリコリス、ビーンズ、チョコ、バニラといったフレーバーを配合し、加えたものでもあるようです。

正直、この時点ではどんな喫味になるのか全く想像することができませんが、果たしてどんな味なのでしょうか。

というわけでまずは「パピヨン ハーフスワレ」のスペック、開封した感じ、葉の感じから見ていきたいと思います。

■関連記事:シャグのおすすめをタイプ別に紹介

「パピヨン ハーフスワレ」のスペック

  • 生産国 インドネシア
  • 価格 1270円
  • 内容量 40g

開封

「パピヨン」シリーズは共通して40gで1270円という、なかなか手が出しにくい値付けですが、一方パッケージはややチープであり、シャグの袋部分の先の折り畳みスペースが1面のみです。

このため、シャグを出す際に少々散らかってしまうことがあるので、注意しながら開封すると良さそうです。

シャグを嗅いでみると、まず鼻をつくのが「パピヨン」シリーズのベース「オリジナル」にもよく似た花の蜜のような優しく丸みのある甘い香りがします。

いわゆるハーフスワレのシャグに多い芳潤でコク深い香りとは違い、どことなく女性的で優しく、丁寧にファイヤーキュアードさせた跡を感じるような香りです。

やはり「パピヨン」シリーズ、比較的クセが強めのハーフスワレであっても、上品な感じを徹底しているなと思いました。

ただし、しつこいようですが、一般的なスワレ系シャグとは違う香りなので、どんな喫味になるのかを想像することは難しいです。

おそらくは「パピヨン オリジナル」の風合いにコクを加えた感じだと思いますが、果たしてどうでしょうか。

葉の感じ

比較的荒っぽくカットされたたばこ葉で、ファイアキュアード特有の深いこげ茶に仕上がっています。

ただし、スワレ系シャグのたばこ葉の大半がネトっとした強い粘度があるのに対し、「パピヨン ハーフスワレ」の粘度は控えめ。

このことで、手巻きで吸う際に巻きやすい上、なんとなく柔らかくコクを押し出すような喫味になるのではないかと思いました。

果たしてこの「パピヨン ハーフスワレ」、実際に火を入れるとどんな喫味を楽しませてくれるのでしょうか。

まずはヴェポライザーから試していきたいと思います。

FENiX MINI PROで吸ってみた

毎度お馴染みの扱いやすくダイナミックな喫味を味わえるヴェポライザー、FENiX MINI PROで試すことにしました。

190度から加熱をスタート。さっそく喫煙していきます。

ーーー

1パフ目で感じるのは「パピヨン」シリーズに共通する、柔らかくくどくない品の良い甘味。

それを包み込むかのようなハーフスワレのコクがまた優雅で、いわゆる一般的なハーフスワレとは一線を画すような喫味です。

言わば、ハーフスワレや黒たばこの女性版といった雰囲気で、これはこれでなかなか面白い喫味だと思いました。

一方、たばこ本来のパンチは極めて控えめで、筆者としては正直物足りない感じもありました。

この点、ヴェポライザーの燃焼温度が低いせいかもしれません。

燃焼温度をアップさせると、たばこ感も強くなるのではないかと思います。次に試してみます。

温度を上げて吸ってみた

FENiX MINI PROを220度に設定。

190度で感じた風合いを、より強く押し上げた印象で、イヤな感じはいっさいしない一方、たばこ本来が持つキック感やボディは依然として弱く、どうも「パピヨン ハーフスワレ」のポテンシャルを表現できているようには思えませんでした。

「パピヨン」シリーズのほかのフレーバーもそうでしたが、ヴェポライザーでは完全にその喫味を味わえるわけではなく、なんとなく相性が悪いような気もしました。

ここまでがヴェポライザーでの感想でしたが、手巻きにした場合、どう印象が変わってくるのでしょうか。次に試してみます。

手巻きで吸ってみた

パフの初めのキック感はかなり弱めである一方、パフ中盤から来るコク深い芳潤な風合いは、まさしくハーフスワレ特有のもので、実にうまい!

「パピヨン」シリーズに共通する柔らかく、くどくない甘味と相まって実にうまい喫味を表現してくれていました。

ヴェポライザーとはまるで違う印象ですが、おそらくこの手巻きの風合いこそが「パピヨン ハーフスワレ」の喫味設計であり、このフレーバーを吸う際は絶対手巻きが良いと思う筆者でした。

「パピヨン ハーフスワレ」の感想

ヴェポライザーでは「パピヨン ハーフスワレ」のポテンシャルを引き出すことができませんでしたが、手巻きでは存分に味わうことができ、そして実にうまい「パピヨン版ハーフスワレ」の喫味を楽しむことができました。

一般的なハーフスワレはややワイルドな雰囲気がありますが、「パピヨン ハーフスワレ」はこういった荒っぽい味とも違う女性らしい喫味でもあり、なかなか面白いです。

是非一度お試しされてみてはいかがでしょうか。

 

ヴェポライザー評価:2/5

手巻き評価:5/5

※本記事で紹介した , はリンク先でも詳しく紹介しています。

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