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紙巻きたばこからアイコスに乗り換えて、しばらくして普通のたばこを吸ってみると「なんだか不味い・・・」
アイコスユーザーからこうした声を聞きます。
本記事では、アイコスに乗り換えると普通のたばこがまずく感じる不思議な現象について考察します。
アイコスを吸うと普通のたばこはなぜ不味く感じるのか
全ての人に当てはまる現象ではありませんが、アイコスに乗り換えて久しぶりにたばこを吸ってみると不味く感じる人は少なからずいるようです。
筆者の知人も紙巻きたばこからアイコスに乗り換えました。
当初は加熱式たばこ独特の香りや味わいに違和感を覚えていましたが、現在ではアイコスユーザーになっています。
「以前のように紙巻きたばこに戻らないの?」と質問しますが、アイコスに慣れてしまうと紙巻きたばこを不味く感じるらしく戻らないと話していました。
筆者自身にも少なからず、そう感じることがあり紙巻きからアイコスに乗り換えてから、久しく普通のたばこを吸っていないなぁと改めて気づきました。
加熱方式の違いによる味の変化
なぜ、アイコスを吸うと普通のたばこを不味く感じることが多いのでしょうか?
一つに加熱方式の違いが挙げられると思います。
紙巻きたばこは、たばこ葉に直接着火します。
そのため、しっかり吸いごたえもある反面、煙臭さも伴います。
一方のアイコスはたばこ葉に直接火を点けず、加熱することで煙を発生させます。
直接、火を点けなくても200度以上の温度で加熱すると煙は発生するんですね。
たばこ葉を燃やさないので、煙臭さは低減されている一方、吸いごたえも若干落ちているような印象です。
アイコスの味に慣れたのが大きな理由では?
アイコスを使っていると初めこそ、味わいの変化に戸惑う人も多いででしょう。
筆者自身、アイコスが世に出回り出した頃、アイコスストアで試し吸いをしましたが、「なんだこれ!」と思った記憶があります。
「なんとなく流行っているから」という理由で、試しに購入して使い続けてみると不思議と加熱式たばこ独特の味わいに慣れてしまうんですね。
人間の慣れというものは凄いもので、最初は違和感を感じていたアイコス独特の味わいも吸い続ければスタンダードになっていくわけです。
そこで久しぶりに紙巻きたばこを吸うと、アイコスの軽い吸口と吸いごたえに慣れてしまったため、紙巻きたばこの強い味わいを「苦手」と感じる人も多いのではないでしょうか。
アイコスと紙巻きたばこの成分の違い
感覚値ではなく、含まれる成分についても両者で違いがあります。
以下は、アイコス(メンソール)と紙巻きたばこに含まれるニコチンやタール、一酸化炭素を比較した表です。
アイコス
(メンソール) |
紙巻きたばこ | |
タール
mg/本 |
13.4 | 19.2 |
ニコチン
mg/本 |
1.2 | 1.0 |
一酸化炭素
mg/本 |
0.43 | 29.7 |
タバコ特異的 ニトロアソミンmg/本 |
81.4 | 557.1 |
表から見ても分かるように、ニコチンは差異が見られないものの、タールや一酸化炭素はアイコスの方が数値は低いです。
このように含まれる成分から見ても、アイコスの方が軽く感じるのはなんら不思議なことではありません。
アイコスの軽い味わいに慣れてしまったため、普通のたばこの味わいが強すぎて不味いと感じてしまうのではないかと思います。