【シャグレビュー】RAW(ロウ)オーガニックを手巻きとヴェポライザーで吸ってみた感想|CAPNOS
ロウ・オーガニック

【シャグレビュー】RAW(ロウ)オーガニックを手巻きとヴェポライザーで吸ってみた感想

著者画像

ヘビースモーカーで「タバコなら加熱式、電子、紙巻きなんでも来い」の編集者・ライター。一番好きなタバコは台湾の「新楽園」という銘柄。
→著者ウェブサイト

>> 【PR】ニコチンゼロの電子たばこ、ドクターベイプ

本ページはプロモーションが含まれています

ロウ(RAW)を直訳すると「生」という意味になります。

この名の通り、古くから伝わる伝統的な製法によってたばこ葉を乾燥させ、添加物・保存料をいっさい使用しないナチュラルなシャグを展開するのがロウシリーズです。

シリーズでは3フレーバーを展開させていますが、有機栽培農場で作られた糖度の高いバージニア葉に、ブラジル産のバーレー葉、天日干しのオリエント葉などをブレンドさせたフレーバーが、ロウ オーガニックです。

パッケージは麻ひもで結ばれたようなデザインで(実際はプリント)、あえて飾り気のない無骨な印象を与えています。このデザインから、小手先のブレンドや乾燥方法ではない、自然風味豊かで奥深そうな喫味を期待させてくれます。

今回はこのロウ オーガニックをヴェポライザー、紙巻き双方で試してみたいと思います。

果たしてどんな喫味を楽しませてくれるのでしょうか。

■関連記事:シャグのおすすめをタイプ別に紹介

ロウ オーガニックのスペック

ロウ・オーガニック

  • 商品名 RAW オーガニック
  • 生産国 デンマーク
  • 価格 1200円
  • 内容量 30g

開封

ロウ・オーガニック開封

茶色で刻みの細かい葉がフワッと入り組んでおり、稀に1ミリほどの大きめの葉も混じっています。微かに湿気があり、ほんの少しの粘り気も感じますが、香りはキツくなくかなりオーガニックな印象。

甘味、酸味が苦味よりも立っているように思いました。

シャグとしてのインパクトは弱い印象でもありますが、しかし伝統的技術によって生まれたシャグです。

この主張が控えめな葉に、特別な個性が隠されているかもしれません。

葉の感じ

ロウ・オーガニックの刻み葉

葉を触ってみると、実に柔軟でほぐれやすい一方、混じり合う葉個々は決して弱いわけではなく、むしろ柔軟なのに強い印象を覚えました。

同時にこういう葉は紙巻きにする際、実に巻きやすいものの、どれほどの密度で1本に落とし込むべきかの判断がやや難しそうにも思いました。

この辺はユーザーごとに勘所を見出して、ベストな詰め方で巻いていくのが良さそうに思います。

FENiX MINI PROで吸ってみた

ロウ・オーガニックとヴェポライザー

まずは、あらゆるシャグの喫味を存分に引き出してくれるヴェポライザー・FENiX MINI PROで試すことにしました。まずは190度から加熱をスタート。さっそく喫煙していきます。

ーーー

一口目でまず感じたのが、クセのなさと自然な風合いです。合理的な製法ではなく、あくまでも自然に添ったアナログ的な作り方をされているからなのか、それとも独特のブレンドによるものなのかはわかりませんが、実に優等生的な喫味を覚えました。

ただし、アタック感やボディがないわけではなく、程よい力強さがあり、喫味そのものは濃い目で、コクも十分。

それでいてクセがないのですから、奥深い力を持つシャグのようにも感じました。

この優れた印象は、ヴェポライザーの温度を上げることでどう変わってくるのでしょうか。さっそく試してみたいと思います。

温度を上げて吸ってみる

FENiX MINI PRO220度に設定。

190度で感じた「優等生」のようなロウ オーガニックの普遍性から、香ばしさが際立った印象。依然として万人受けするような味ではあるものの、どこか上品であり、品質そのものの良さを楽しむことができました。

また、わかりやすいインパクト重視ではなく、大人しめでありながらも、堅実においしいたばこを目指して作られている印象で、かなりの好感触を抱いた筆者でした。

しかし、この印象が紙巻きにすることでどう変わってくるのでしょうか。さっそく試してみましょう。

ロウ オーガニックを手巻きで吸ってみる

ロウ・オーガニックを手巻きタバコで

紙巻きにして吸ってみます。

ーーー

シャグによっては、一口目のインパクトと、後半に広がる風合い、吸い終わりの後味などで、様々な喫味が入り組んだものもありますが、ロウ オーガニックは一貫して最初から最後まで統一された喫味です。

しかし、短調ということではなく、ブレンドされた葉が深いところで相乗的に喫味を生み出しているかのようでもあり、なかなか優れたシャグのように感じました。

ヴェポライザーではここまでの感想は抱けなかったので、やはりロウ オーガニック本来が持つ喫味、個性、優等性を感じるためには紙巻きが最も相応しいようにも思いました。

ロウ オーガニックの感想

優等生的な万人受けするシャグである一方、派手な個性は持ち合わせていません。

しかし、控えめでありながら絶妙なバランスで作られた喫味は、多くの喫煙者にとってすぐそばに寄り添ってくれるような、絶対的な安心感があります。ネット上での評価もすこぶる高いロウシリーズですが、だからこそ「自分で仕込むたばこ」初心者にも入りやすい、ゲートウェイシャグとして扱うのも良いのではないかと思います。

クセのなさ、安定感に特化しているロウ オーガニックは吸ってみて「マズい」と感じる人はいないと思いますので、是非一度試してみてください。

ヴェポライザー評価:4/5

手巻き評価:4/5

【シャグ】RAW(ロウ)のおすすめは?味わいを比較してランキングで紹介

※本記事で紹介した , はリンク先でも詳しく紹介しています。

Related Post

タバコをもっと知る
もっと楽しむ

CAPNOSでは、タバコ業界の最新情報を配信中。シガレットや加熱式タバコ、シャグなど幅広いジャンルの情報を紹介しています。

公式X(Twitter)へ
公式Twitter
20歳以上ですか? 本サイトはタバコに関する情報を掲載しています。