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【シャグレビュー】ブラックスパイダー チェリーコーラをヴェポライザーと紙巻きで吸ってみた感想

日本が誇る名門喫煙具メーカー・柘製作所。

喫煙文化に寄り添い続けるその歴史はゆうに100年以上。

どことなくストイックで高品質の製品ばかりをリリースしていることから、日本だけでなく世界中にファンを持つメーカーです。

その柘製作所がプロデュースするシャグブランドがブラックスパイダーシリーズです。

数多くのフレーバー系シャグを展開していますが、繊細な香料による味の再現度はもちろん、たばこ葉のブレンドも素晴らしく、奇を衒うばかりのフレーバー系シャグブランドとは一線を画しています。

そのブラックスパイダーシリーズの中から、今回はチェリーコーラというフレーバーを試します。

喫煙前に、想像が全くつかないフレーバー系シャグもありますが、本銘柄はなんとなく想像がつきます。

事前にネットで調べた情報でも「コーラの清涼感とチェリーの甘さと酸味が醸しだす、新鮮な喫味の手巻きたばこ」といった記載があり、やはり想像通りではあります。

しかし、これもまたブラックスパイダーシリーズならではの話になりますが、「想像とは違う喫味」を楽しませてくれることが多かったのもまたブラックスパイダーシリーズ。

侮ってはならず、何か新鮮な発見を感じさせてくれるでのないかとも思っています。

というわけでまずは吸い始める前にスペックから見ていきましょう。

ブラックスパイダー チェリーコーラのスペック

  • 生産国 タンザニア
  • 価格 800円
  • 内容量 30g

開封

さっそく開封してみました。冒頭で触れた通り、このフレーバー名から「味を想像できそう」と思った筆者でしたが、開封時の香りは、想像とはやや異なるものでした。

チェリーの酸味と甘味が入り組んだ複雑な香りがまず鼻をつき、その奥でコーラの深い風合いを感じます。

全体の香りは強めではありますが、まるで香水のような印象も抱きました。

香料が強めのためか、どれだけ嗅いでもたばこ葉の香りは確認できず、よってこの時点では喫味全体の想像にも及びませんでした。

葉の感じ

ブラックスパイダーシリーズはタンザニアの葉、ラオスの葉が用いられることが多いですが、本銘柄ではタンザニアの葉が使われているようです。

刻みの細かい黒々とした茶褐色の葉に入り混じり、時折黄色い破片のような葉も見え隠れします。

極めて柔軟な葉ですが、やはり香料のせいなのか粘度があり、触れると指先に香料が強くつきます。

果たしてこれらの葉に火をつけると、どんな喫味を楽しませてくれるのでしょうか。まずはヴェポライザーから試していきましょう。

FENiX MINI PROで吸ってみた

毎度お馴染み、扱いやすくダイナミックな喫味を味わえるヴェポライザー、FENiX MINI PROで試すことにしました。まずは低温度の190度からいってみます。

ーーー

開封時や葉をチェックしたときに感じた「香料」の雰囲気がそのまま喫味になったような味でした。

甘酸っぱいチェリーと、コーラの持つ独特の風合いが喫味全体を構成し、口当たりは悪くありません。

一方、たばこ感はやや薄く、ヘビースモーカーの筆者には少々物足りなく思ったのも正直なところ。

しかし、これまでに試してきたブラックスパイダーシリーズの中では、たばこ感の不満を抱いたものは皆無でしたので、なんとなくヴェポライザーの温度が低いせいのような気もしました。

というわけで、次に温度を上げて吸ってみたいと思います。

温度を上げて吸ってみた

FENiX MINI PROを220度に設定。

190度で弱めに感じたアタックはやはり220度にしたことで改善。

また、チェリーコーラの風合いも190度よりもより均等が取れた印象で、喫味全体のバランスがまとまった感じです。

ブラックスパイダー チェリーコーラをヴェポライザーで喫煙する場合は、絶対に220度のほうが良い! ……そんな風に思う筆者でした。

ここまでがヴェポライザーでの感想でしたが、手巻きにすることでどんな変化があるのでしょうか。次に試してみたいと思います。

手巻きで吸ってみた

1パフ目に口の中に広がるのは優しいたばこ葉の風合い。

その後半で、チェリーコーラの風合いが、舌と鼻腔に押し上げてくるような感じでなかなか面白い喫味を楽しませてくれました。

チェリーコーラの香料が繊細であり、その味も独特ですが、これにハマったら結構病みつきになるんじゃないかとも思いました。

ブラックスパイダー チェリーコーラの感想

ヴェポライザー190度では、香料の印象だけが際立ちましたが、220度でバランスの良い喫味に変化し、また手巻きでは本銘柄のポテンシャルをしっかりと味わうことができました。

筆者個人的には、願わくばもう少し強めのたばこ葉にしても良かったような気もしますが、この辺は喫煙者ごとに異なる好みです。

言い換えれば、ライトにフレーバー系シャグを楽しみたい、という方には最適な銘柄でもあるということです。

ブラックスパイダーシリーズのクオリティの高さを本銘柄でも改めて認識したわけですが、機会がありましたら是非一度お試しください。

同ブランドでブラックスパイダー ジンジャーエール味もありますが、ドリンク系の珍しいシャグは興味をそそられます。

奇を衒っただけの別ブランドのフレーバー系シャグとは明らかに違うことを感じていただけるはずです。

 

ヴェポライザー評価:4/5

手巻き評価:5/5

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松田義人

松田義人(まつだ・よしひと)

ヘビースモーカーで「タバコなら加熱式、電子、紙巻きなんでも来い」の編集者・ライター。一番好きなタバコは台湾の「新楽園」という銘柄。


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