【シャグレビュー】チョイス・ブースター#30をヴェポライザーと紙巻きで吸ってみた感想|CAPNOS

【シャグレビュー】チョイス・ブースター#30をヴェポライザーと紙巻きで吸ってみた感想

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ヘビースモーカーで「タバコなら加熱式、電子、紙巻きなんでも来い」の編集者・ライター。一番好きなタバコは台湾の「新楽園」という銘柄。
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デンマークのパイプタバコメーカーの名門・マックバーレン社が展開するブランド、CHOICEシリーズ。

かなりニッチなフレーバー系シャグを数多く展開しており、遊び系シャグとしては名の知れたブランドですが、単に気を衒ったフレーバーではなく、香料の完成度は実に繊細で、よくある「香料の香りしかしない」ようなものとは一線を画しています。

ただし、シリーズの大半が番記とフレーバーが表示され、わかりやすいようでいて混乱しがちになったり、肝心のたばこ感が極めて薄いライト過ぎる銘柄が多く、筆者のようなヘビースモーカーにとっては「残念過ぎる!」と感じることも多々ありました。

この辺はCHOICEシリーズの独特の表現や、あえてスカスカの喫味というコンセプトであることを、ユーザーはきちんと理解しておく必要がありそうです。

そんなCHOICEシリーズなのですが、今回試すチョイス・ブースター#30は、なんとエナジードリンク風味のシャグです。

パッケージもどことなくレッドブルなどのカラーリングに似ています。

「なんでまたそんな味を……」と一瞬思いましたが、前述の通り香料の精度が高いCHOICEシリーズですので、本銘柄もまた面白い表現を感じさせてくれるかもしれません。

さっそくチョイス・ブースターの細部をチェックした後、ヴェポライザー、手巻き双方で試していきたいと思います。

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チョイス・ブースターのスペック

  • 生産国 デンマーク
  • 価格 830円
  • 内容量 30g

開封

さっそく開封していきます。

香りを嗅いだ瞬間、クスッと笑ってしまいました。

これはまさしくエナジードリンクそのものです。さすが香料のレベルが高いCHOICEシリーズ、エナジードリンクの甘さ、苦さ、辛さを良いバランスで再現しています。

どことなくスキッとした香りであり、CHOICEシリーズ特有のバージニア葉、バーレー葉、オリエント葉との相性も良さそうで、ちょっとテンションが上がる筆者でした。

葉の感じ

シルクカットと呼ばれる刻みの細かいバージニア葉、バーレー葉、オリエント葉はCHOICEシリーズの他銘柄と同様です。

全体の均一感から、例えば手巻きにした際に喫味にブレがないことを感じさせてくれます。

香料による粘度がありますが、指で触ると、その粘度がこびりつきます。

その匂いを嗅いでみると……やはりエナジードリンク。当然のことですが、すごいフレーバーをたばこに落とし込み商品化したものだと思いました。

このチョイス・ブースターをさっそくヴェポライザーから試していきたいと思います。

FENiX MINI PROで吸ってみた

毎度お馴染みの扱いやすくダイナミックな喫味を味わえるヴェポライザー、FENiX MINI PROで試すことにしました。190度から加熱をスタート。さっそく喫煙していきます。

ーーー

開封時に感じたエナジードリンクの香りが、そのまま煙となって口の中に広がります。

どことなくフルーティでスキッとした印象もあり、とにかくユニークなシャグであることがわかりました。

ただし、CHOICEシリーズの他銘柄の大半と同様に、たばこ本来のアタック、ボディはスッカスカ。たばこというより「匂いのある煙を吸っている」という印象です。

そういうコンセプト、ブレンドバランスなのだから仕方ないことですが、これだけ面白い表現を「たばこ」としてガツンと味わいたいというのも筆者の素直な感想です。

この弱さ、燃焼温度をアップさせることで多少は改善してくれるのでしょうか。次に試してみます。

温度を上げて吸ってみた

FENiX MINI PROを220度に設定。

たばこ本来のアタック、ボディの弱さは相変わらずであるものの、エナジードリンクを模した風合いがよりまとまって口の中に広がり、また笑ってしまう筆者でした。

かなり面白いシャグであることは間違いなく、喫煙者同士で話のタネに吸いあってみるのも楽しいかもしれません。

これがヴェポライザーでの感想でしたが、CHOICEシリーズの多くは手巻きにすると、また違う印象を与えてくれるものが多いです。

チョイス・ブースターのエナジードリンク感、手巻きにして薄まらないことを期待しつつ次に試してみます。

手巻きで吸ってみた

CHOICEシリーズの大半に共通するピリッとしたスパイシーなキック感を1パフ目で感じつつも、2パフ、3パフと吸い進めるうちに、徐々にエナジードリンク感が後押ししてくれる印象でした。

ピリッとした喫味とのバランスは決して悪くはなく、なかなか面白く感じました。

ただし、言われなければエナジードリンクを模したフレーバーシャグであることはなかなか気づかず、つまりチョイス・ブースターのインパクトはヴェポライザーのほうが強く感じられるようにも思いました。

チョイス・ブースターの感想

香料の完成度の精度に好感触を持つ一方、たばこ感の薄さに疑問を感じていたCHOICEシリーズですが、チョイス・ブースターはかなり面白く感じたシャグでした。

誰のために、あるいはどんなニーズによって開発されたものかはわかりませんが、こういう独創性のある商品、筆者は嫌いではなくむしろ好きです。

ご興味のある方、是非一度お試しください。

ヴェポライザー評価:3/5

手巻き評価:2/5

 

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