【シャグレビュー】チョイス・ダブルアップル#210をヴェポライザーと紙巻きで吸ってみた感想|CAPNOS

【シャグレビュー】チョイス・ダブルアップル#210をヴェポライザーと紙巻きで吸ってみた感想

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ヘビースモーカーで「タバコなら加熱式、電子、紙巻きなんでも来い」の編集者・ライター。一番好きなタバコは台湾の「新楽園」という銘柄。
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デンマークのたばこメーカー・マックバーレン社によるブランド、CHOICEシリーズ。

フレーバー系シャグを数多く展開していることでよく知られており、本国はもちろんヨーロッパ全域で一定の支持があるようです。

CHOICEシリーズのフレーバー系シャグは、例えば「コーヒー」「バニラ」というような商品名に示されているものは少なく、その大半は「#01」「#02」といった具合に番記で示されており、その合間にフレーバー名が書かれています。

正直ややこしくもあるわけですが、大半が2桁番記での展開であるのに、急に3桁になるフレーバーもあります。

今回試すチョイス・ダブルアップル#210もそのうちの一つ。赤リンゴ、青リンゴの2つをたばこで表現しているようですが、何故3桁表記になっているのかは全くわかりません。

もしかすると、研究を重ねていった順番がそのまま商品名になっているのかもしれませんが、この点、ネットで本国の情報をくまなく探しても、この理由には辿り着けませんでした。

CHOICEシリーズのフレーバー系シャグの香料の精度の高さは十分理解している筆者ですが、一方で肝心のたばこ感が軽過ぎて物足りなさも感じています。

この点、3桁のチョイス・ダブルアップルでは、多少強めの喫味を味わせてくれると良いなと妄想する筆者でした。

それではさっそく、チョイス・ダブルアップルを細かくチェックし、ヴェポライザー、手巻き双方で試していきたいと思います。

■関連記事:シャグのおすすめをタイプ別に紹介

チョイス・ダブルアップルのスペック

  • 生産国 デンマーク
  • 価格 830円
  • 内容量 30g

開封

さっそく開封していきます。

控えめで繊細な香料のたばこが多いCHOICEシリーズの中では、比較的強い香りがします。

確かに赤リンゴの芳醇さ、青リンゴの爽やかさが見事に融合したような風合いですが、香料がキツい分ケミカル感も強く感じました。

確かに香料が強ければ、わかりやすいフレーバー系シャグには仕上がるのでしょうが、繊細な香料が売りのCHOICEシリーズにしては結構珍しいタイプだなと思いました。

もしかすると、3桁の理由は「香料強めっすよ!」ということなのでしょうか。

葉の感じ

粘度が強く、触れると香料の甘い香りが指先につく感じです。

フレーバー系シャグを展開するブランドにはよくあるタイプですが、繊細な香料を扱うCHOICEシリーズとしてはやはり珍しく思いました。

また、たばこ葉そのものも、2桁番記のCHOICEシリーズの均一感のあるブレンドと異なり、茎や葉脈のようなものがところどころに見え隠れします。

この点もチョイス・ダブルアップルの個性のように思いますが、このことでたばこ感もガツンとアップしてくれることに期待が膨らみます。

それでは次にヴェポライザーから試していきたいと思います。

FENiX MINI PROで吸ってみた

毎度お馴染みの扱いやすくダイナミックな喫味を味わえるヴェポライザー、FENiX MINI PROで試すことにしました。

190度から加熱をスタート。さっそく喫煙していきます。

ーーー

開封時に感じた強めの香料感を、そのまま1パフ目に感じることができました。

どちらかと言うと、青リンゴの爽快感のほうが強く、そのボディを赤リンゴの芳醇な甘さが支えているような印象ですが、ただいずれにしてもケミカル感が強く、上品にさえ思える香料を採用するCHOICEシリーズの中では結構激し目にも思いました。

また、たばこ感はスカスカで、またも物足りなく思いました。3桁になったからと言って、パンチが出るわけではないことがわかりました。

190度で感じた香料のケミカル感、弱いたばこ感、燃焼温度を上げることでどう変わるのでしょうか。次に試してみます。

温度を上げて吸ってみた

FENiX MINI PROを220度に設定。

多少香料感が増したように思いましたが、190度と大差のない喫味であり、依然としてたばこ感は弱いです。

「吸って吐く」の「吐く」の際、全然煙を外に戻せないほどでした。

正直これなら2桁のCHOICEシリーズのほうが良いと思えました。

手巻きにすることで、少しはたばこ感が増してくれると良いのですが……次に試してみたいと思います。

手巻きで吸ってみた

CHOICEシリーズ特有のピリッとした喫味を1パフ目で感じながらも、吸い込んだ後半で、青リンゴの爽快な甘味をスッと感じられました。

確かにたばこ感は薄く、極めてライトな風合いですが、このバランスによって退屈する印象はなく、むしろ他のフレーバー系シャグではなかなか味わうことができないチョイス・ダブルアップルならではの強い個性を感じ、好印象を抱きました。

チョイス・ダブルアップルの感想

ヴェポライザーとの相性の悪さは、3桁番記のチョイス・ダブルアップルでもそのまま。

香料感を強く感じながらも、たばこ感は極薄でスッカスカです。

ただし、手巻きではなかなか個性的でインパクトのある喫味を楽しむことができ、これはこれでアリだとも思いました。

ヘビースモーカーには物足りないCHOICEシリーズではありますが、興味のある方は是非一度お試しいただき、その真価のほどをご自身の口と喉で確かめてみてはいかがでしょうか。

ヴェポライザー評価:1/5

手巻き評価:4/5

 

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