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【シャグレビュー】ゴールデン・バージニアを手巻きとヴェポライザーで吸ってみた感想

ゴールデン・バージニア

クラシカルで格式高いパッケージのイギリス産シャグ、ゴールデン・バージニア。

日本だけでなく世界中で愛されているブランドで、丁寧にエアキュアード(空気乾燥)、サンキュアード(日干し乾燥)されたストレートバージニア葉をベースにバーレー葉をブレンド。

その独特の香り、風味はこだわりある世界中の喫煙者を魅了してやまないようです。

しかし、こういった魅力は、えてしてライトユーザーにとっては苦手に感じることもあります。今回は、このゴールデン・バージニアをヴェポライザー、紙巻き双方で試し、果たしてどんな喫味を感じられるのかを試してみたいと思います。

ゴールデン・バージニアのスペック

  • 商品名 ゴールデンバージニア
  • 生産国 ベルギー
  • 価格 630
  • 内容量 25g
  • グラム単価 25.2円 / 1gあたり

ゴールデン・バージニア

開封

ゴールデン・バージニア開封

さっそく開封していきます。

前もって仕入れた情報によると、たばこ葉を収穫後、かなり丁寧な乾燥手法をもって製造されているようですが、葉を嗅いでみると、いかにも「たばこ!」という濃厚な苦々しい香りが鼻をつきます。

しかし、さらによく嗅いでみると奥ゆかしく複雑な香りでもあり、しばらく鼻の奥に残るような印象を覚えました。

ゴールデン・バージニア特有のこの独特な風味が、コアな喫煙者に支持されているゆえんなのかも? と思いました。

葉の感じ

ゴールデン・バージニア刻み葉

かなり濃い目の茶色で、刻みの細かい葉にときおり1ミリほどの葉が混じっていました。ただし、絡み合うたばこ葉全体は柔らかく、指先で手軽にほぐすことができます。

また、湿度を与えているのか触ってみると微かに粘度があり、筆者の好みでもあるスワレ系シャグ(ドミンゴ ハーフスワレチェ ブルーなど)にも似た印象でした。

スワレとはファイアキュアード(火力乾燥)されているスモーキーなシャグを指しますが、冒頭でも触れた通り、ゴールデン・バージニアはエアキュアード、サンキュアードされているので製法は違います。

たばこ葉の感じは似ているものの、いわゆるスワレ系とゴールデン・バージニアがどう違うか、さっそく試してみたいと思います。

FENiX MINI PROで吸ってみた

ゴールデン・バージニアとヴェポライザー

現行ヴェポライザーの中では、機能面でバランスに優れているFENiX MINI PROで試すことにしました。190度から加熱をスタート。さっそく喫煙していきます。

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一口目は香ばしい口当たりですが、よく味わってみると、苦味と甘味とほのか酸味が入り混じるような喫味で、さすが英国産の高級シャグだけはあると思いました。

角がないような丸く柔らかい風合いも筆者的にはイヤではなく、こだわりの喫煙者から支持されているのも納得です。

ただし、スワレ系にある強いアタック、クセには欠けるような印象もあり、荒っぽいたばこを好む人にはやや上品すぎて、物足りなさを感じるようにも思いました。

この点は、ヴェポライザーの温度を上げることで変わるかもしれません。さっそく試してみます。

温度を上げて吸ってみる

改めて温度を上げて吸ってみます。FENiX MINI PRO220度に設定。

190度のときに感じた複雑な風味が、より際立った印象ではあるものの、やはりゴールデン・バージニアはどこまでも上品で、荒っぽさは感じられません。

むしろ、温度を上げて吸うことで、ゴールデン・バージニアの繊細をより感じる結果となりました。

この上品な感じ、紙巻きにすることでどう変化するのか次に試してみたいと思います。

紙巻きで吸ってみる

ゴールデン・バージニアと手巻きたばこ

紙巻きにして吸ってみます。

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……と思ったのですが、紙巻きをする際、強いアタックを期待するがあまり、粘度ある葉を1本にギュウギュウに詰め込んだところ、詰め込みすぎたのか火を入れても全然口に入ってきてくれません。

これは筆者の貧乏性による失敗ですが、粘土のあるシャグだと、こういった失敗はよくあるようです。今一度軽めに巻いて吸ってみます。

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ヴェポライザーで吸ったときに比べ、苦味が際立った印象ですが、口に含んだ後味は確かにゴールデン・バージニア特有の甘味や酸味も感じられます。

ただし、アタックやコクは相変わらず控えめで、どこまでも上品で、たばこ本来の味を楽しむためのものだと思いました。言うまでもなくスワレ系とは似て非なるもの……それがゴールデン・バージニアのように思います。

ゴールデン・バージニアの感想

ストレートバージニア葉、バーレー葉の喫味を繊細に混ぜ合わせ、上品な味に仕上げた銘柄だと思いました。喫煙者であれば「ゴールデン・バージニア、すごい苦手!」という人はまずいないように思いましたので、機会がありましたら是非試してみてください。

ただ、しつこいようですが、スワレ系を好む筆者には少々物足りなさを感じたのも事実で、高額シャグでもあることから、積極的に手を出したくなる銘柄ではないというのも正直な感想です。

あくまでも筆者個人の感想ですが、喫煙する際、こういった意見も是非参考にしていただければ幸いです。

ヴェポライザー評価:3/5

手巻き評価:3/5

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松田義人
松田義人(まつだ・よしひと) ヘビースモーカーで「タバコなら加熱式、電子、紙巻きなんでも来い」の編集者・ライター。一番好きなタバコは台湾の「新楽園」という銘柄。

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