2027年もタバコは値上げされる?2027〜2029年のたばこ増税スケジュール
2026年は加熱式たばこを中心に値上げが相次ぎましたが、「2027年もタバコは値上がりするの?」と気になっている人も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、**2027年4月にたばこ税の引き上げが予定されています。**しかも1回だけではなく、2027年・2028年・2029年の3年連続で増税される予定です。
この記事では、2027年以降のたばこ増税のスケジュールと、1箱あたりどのくらい値上がりしそうかをまとめます。
2027年4月から3段階でたばこ税が引き上げられる
財務省の資料によると、国のたばこ税の税率は1本あたり合計1.5円引き上げられ、以下の3段階で実施されます。
| 実施時期 | 引き上げ幅(紙巻きたばこ換算1本あたり) | 紙巻きたばこ20本入り1箱あたりの増税額 |
|---|---|---|
| 2027年(令和9年)4月 | 0.5円 | 10円 |
| 2028年(令和10年)4月 | 0.5円 | 10円 |
| 2029年(令和11年)4月 | 0.5円 | 10円 |
3回の引き上げをあわせると、紙巻きたばこ20本入り1箱あたりの税額は30円増える計算です。加熱式たばこは、紙巻きたばこの本数に換算して税額を計算します。
これは令和7年度の税制改正で決まった、防衛力強化の財源を確保するための税制措置のひとつです。
参考:財務省 令和7年度税制改正(防衛力強化に係る財源確保のための税制措置)
紙巻きたばこも加熱式たばこも対象
2026年の値上げは、加熱式たばこの課税方式の見直しが中心でした。紙巻きたばことの税負担差を解消するためのもので、2026年4月と10月の2段階で実施されています。
一方、2027年4月からの引き上げは国のたばこ税の税率そのものの引き上げです。そのため、紙巻きたばこと加熱式たばこの両方が値上がりすると見られています。
2026年に値上げがなかった紙巻きたばこの銘柄も、2027年は値上げの対象になる可能性が高いです。
実際に1箱いくら値上がりする?
たばこ税の増税分だけを見ると、紙巻きたばこ20本入り1箱あたり、各年4月に10円ずつ税額が増えます。
ただし、たばこの小売定価は各メーカーが財務大臣に認可申請し、認可を受けて決まります。増税にあわせてメーカーが独自に値上げ幅を上乗せすることもあるため、実際の値上げ幅は増税額より大きくなることもあります。
2026年10月時点では、2027年4月の具体的な新価格は各メーカーから発表されていません。
なお、紙巻きたばこを1日1箱(20本入り)吸う人の場合、2029年4月以降のたばこ税は、引き上げ前と比べて年間で約1万1,000円(30円×365日=1万950円)増える計算です。これはたばこ税の増加分だけを計算したもので、実際の購入費の増加額は各銘柄の新価格によって変わります。たばこ税は消費税の課税対象額にも含まれるため、消費税への影響もあります。
2027年の値上げはいつ発表される?
2026年4月の値上げでは、JTとフィリップ モリス ジャパンが約2か月前に財務大臣へ認可申請し、その時点で改定後の価格を公表しています。
たとえば2026年4月1日の値上げでは、以下のスケジュールでした。
| メーカー | 認可申請 | 認可 | 実施 |
|---|---|---|---|
| JT | 2026年1月27日 | 2026年2月26日 | 2026年4月1日 |
| フィリップ モリス ジャパン | 2026年1月20日 | 2026年2月17日 | 2026年4月1日 |
同じ流れであれば、2027年4月の値上げも2027年1〜2月ごろに各社の新価格が明らかになると考えられます。ただし、発表時期は未定です。発表があり次第、この記事でも追記していく予定です。
参考:JTプレスリリース(2026年2月26日)、フィリップモリスプレスリリース(2026年2月17日)
まとめ
- 2027年4月、2028年4月、2029年4月に国のたばこ税が1本あたり0.5円ずつ引き上げられる予定
- 紙巻きたばこ・加熱式たばこの両方が対象
- たばこ税の増税分は紙巻きたばこ20本入り1箱あたり1回10円、3年間で合計30円。実際の値上げ額は各銘柄の新価格によって決まる
- 2026年4月の改定時と同じ流れなら、新価格の発表は2027年1〜2月ごろが目安。ただし発表時期は未定
2027年以降も、たばこ代の負担は増え続けることになりそうです。現在の銘柄ごとの価格は以下の記事で確認できます。
【2026年最新版】タバコ代の価格一覧。3大メーカー(JT、フィリップモリス、BATJ)の全銘柄を紹介
少しでもたばこ代を抑えたい人は、こちらの記事も参考にしてみてください。