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【シャグレビュー】Bali Shag(バリシャグ)ハーフスワレを手巻きとヴェポライザーで吸ってみた感想

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ヨーロッパ各国やアメリカで人気のBali Shag(バリシャグ)シリーズ。「ダークケンタッキー、ゴールデンバージニアを使用した伝統的なオランダスタイル」というアナウンスが多いですが、このブレンドバランスによって日本でもシャグ愛好家からの支持が厚く、ネット上でのレビュー評価も総じて高いようです。

このBali Shag(バリシャグ)シリーズの中でも「ハーフスワレでは普及率・知名度が非常に高い『ド定番』」の呼び名もあるほど人気なのが、今回レビューするBali Shag(バリシャグ)ハーフスワレ。ファイヤーキュアード(火力乾燥)され、独特の喫味を生み出すハーフスワレ系たばこは筆者も大好きですが、「ド定番」という呼び名を聞き、自ずとテンションが上がってきます。

パッケージはハーフスワレ系に多いブルーを基調としたもので、そのものズバリなインパクトを与えています。

果たして「ハーフスワレのド定番」と呼ばれるだけのゆえんはどんな喫味にあるのでしょうか。さっそくBali Shagハーフスワレをヴェポライザー、手巻き双方で試していきたいと思います。

Bali Shag(バリシャグ)ハーフスワレのスペック

  • Bali Shag(バリシャグ)ハーフスワレ
  • 生産国 デンマーク
  • 価格 1120円
  • 内容量 40g
  • グラム単価 28円 / 1gあたり

開封

Bali Shagシリーズは開封時の受け皿となる蓋の部分が短く、一般的なシャグの半分以下であるため、ここは不満があります。

シャグを広げようとすると、すぐに葉がパッケージの外にはみ出てしまい、単純にデスクが散らかる上に扱いにくいです。Bali Shag(バリシャグ)の開発者の方には、今後ぜひとも改善していただきたい点です。

他方、Bali Shag(バリシャグ)ハーフスワレの葉の香りは、ファイアーキュアード特有の香ばしさが漂ってくるものですが、鼻を近づけてみないと感じられないほど弱め。

鼻につく燻し臭はハーフスワレ好きにはたまらないものですが、この弱さに少々不安を覚える筆者でした。

葉の感じ

葉の感じは繊細かつ柔軟で、フワフワしています。ハーフスワレや黒たばこはファイヤーキュアードの影響でネッチョリベトベトしているものが多く、例えば手巻きにする際に一本に詰め込むバランスが難しいことがあります。

その点、Bali Shag(バリシャグ)ハーフスワレは葉が繊細かつ柔軟であることから、巻きやすそうな印象を覚えました。同時に、これだけ細く繊細な葉を、焦がさないようにファイアーキュアードするには、それなりの手間ひまがかかっているのだろうとも思いました。

香りこそ弱めではありますが、こういった点もBali Shag(バリシャグ)ハーフスワレが「ド定番」として支持されているゆえんかもしれません。

それではまずヴェポライザーで試していきたいと思います。

FENiX MINI PROで吸ってみた

毎度お馴染みの性能抜群のヴェポライザー・FENiX MINI PROで試すことにしました。まずは190度から加熱をスタート。さっそく喫煙していきます。

ーーー

葉の香りを嗅いだ際に感じた「弱さ」は杞憂に終わり、まさしくハーフスワレ感がガッツリ来る喫味です。

キック感もヴェポライザーとしては十分で、なかなか良い感じです。これまでに筆者はドミンゴハーフスワレドラムなどのハーフスワレ系シャグを試してきましたが、バランスではBali Shagハーフスワレが一番に思いました。なかなか癖になる、うまい喫味です。

このうまさ、ヴェポライザーの温度を上げると、どう変化するのでしょうか。次に試してみます。

温度を上げて吸ってみた

FENiX MINI PRO220度に設定。

190度で感じたBali Shagハーフスワレのバランスの良さが、220度にしたことでやや崩れ、香ばしさのみが前面に押し出された印象。決して不味いわけではないのですが、190度のほうがBali Shag(バリシャグ)ハーフスワレが持つ豊かな喫味を感じることができました。

この点から考えるとBali Shag(バリシャグ)ハーフスワレの場合、ヴェポライザーでは190度のほうがバランスには優れているように思いました。

これは、Bali Shagプレミアム・バージニアなどでも同様に感じたことです。

Bali Shag(バリシャグ)シリーズは、ヴェポライザーでの高温度はテイストを崩す傾向があるのかもしれないなと思いました。

しかし、これを手巻きにしたところで、どう喫味に変化が現れるのでしょうか。次に試していきたいと思います。

手巻きで吸ってみた

前述の通り、他のハーフスワレ系よりも巻きやすく扱いやすいBali Shag(バリシャグ)ハーフスワレ。スルスルと巻いてさっそく試してみます。

ーーー

ヴェポライザーの190度で感じた喫味よりも、苦味がまず際立ち、後半でハーフスワレ感が口の中に広がる印象です。

キック感はミディアムで吸いやすさを感じる一方、少々インパクトに欠ける印象を覚えたのも正直なところです。喫煙者個々に好みが分かれるところだとは思いつつも、筆者個人では、物足りなさを感じました。

このことから思ったのは、Bali Shag(バリシャグ)ハーフスワレの場合、ヴェポライザーの190度が最もうまく感じられるのではないかということ。「手巻きが絶対的にナシ!」というわけではなく、うまいのには違いないのですが、最初のインパクトや個性は不思議とヴェポライザーの190度が最も強く感じられました。

Bali Shag(バリシャグ)ハーフスワレの感想

Bali Shag(バリシャグ)ハーフスワレが「ハーフスワレ系のド定番」と呼ばれる理由は、クセを抑えたバランスの良い喫味によるところが大きいように思いました。

逆に言えば、ハーフスワレ特有の喫味をもっと強く味わいたい筆者の場合、さらにインパクトが欲しいとも思いましたが、ただしこれは手巻きに限ってのこと。

ヴェポライザーの190度では、このインパクトと奥深さを著しく感じることができました。

ヴェポライザーで吸う温度、手巻きによって大幅な変化をもたらすのもBali Shag(バリシャグ)ハーフスワレかもしれません。

ハーフスワレ系に慣れた方はもちろん、これまではあまり得意でなかった方もぜひ一度試してみてください。面白いシャグであることには違いはありません。

ヴェポライザー評価:5/5

手巻き評価:4/5

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松田義人

松田義人(まつだ・よしひと)

ヘビースモーカーで「タバコなら加熱式、電子、紙巻きなんでも来い」の編集者・ライター。一番好きなタバコは台湾の「新楽園」という銘柄。


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