【2022年最新】加熱式タバコの比較!アイコス、プルーム、グローの価格や特徴を紹介
国内では様々な加熱式タバコが販売されています。
普段、紙巻きタバコの利用者で、加熱式タバコが気になっている人も多いでしょう。
当記事では、下記のようなユーザーに向けて情報を発信します。
- 2022年最新の加熱式タバコ業界の製品を知りたい
- 各製品の価格や特徴を知りたい
- 加熱式タバコを始めようと思うけど、どの製品を選べばいいのか分からない
目次
【2022年最新】国内の加熱式タバコ市場
ご存知でしたか?
実は、日本が世界で1番加熱式タバコユーザーが多いことに。
加熱式タバコと言えばフィリップモリス社が販売するIQOS(アイコス)が挙げられますが、アイコスのユーザー数は日本が1番多いです。(次いで韓国)
人口の規模からしてもアメリカがトップのような気もしますが、アメリカでアイコスが販売されたのはつい最近の話し。
また、日本タバコ産業(JT)が販売するプルームテックやBATJが販売するグローがあり、日本は加熱式タバコ市場が賑わっている国と言えます。
加熱式タバコのメーカー
国内では主要メーカー3社がそれぞれのブランドで製品を展開しています。
- IQOS(フィリップモリス社)
- Ploom(JT)
- glo(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン)
PULZE(インペリアル・タバコ・ジャパン)
以前はパルズという製品がありましたが、日本市場から撤退したので除外します。
それぞれのブランドが複数製品を展開しており、ユーザーによっては「どれを選べばいいのか分からない!」という人も少なくないようです。
下記にそれぞれのメーカーが販売している製品をまとめてみます。
【IQOS】
- IQOS3MULTI
- IQOS3DUO
- IQOS ILUMA
- lil HYBRID
【Ploom】
- PloomTECH
- PloomTECH+
- PloomTECH+ with
- Ploom X
Ploom S
Ploom Sは販売終了になったため除外
【glo】
- glo nano
- glo PRO
- glo hyper(+)
- glo pro slim
加熱式タバコは低温か高温に分類される
加熱式タバコは大きく分けて高温加熱か低温加熱に分けられます。
これは単純に加熱温度の違いですが、加熱式たばこに置いて加熱温度は重要な役割を占めます。
高温加熱型の特徴
高温加熱型は紙巻きタバコのような専用スティックを熱の力で加熱して喫煙するもの。
タバコ葉は着火せずとも、200-300度前後まで加熱することで煙が発生します。
これらの製品が「加熱式タバコ」と言われる所以ですね。
着火する紙巻きタバコに比べて煙が少なくタールも少ないと言われています。
なお、ニコチンの量は紙巻きタバコと比べてもほとんど変わりありません。
高温加熱型の特徴として、後述する低温加熱タイプよりタバコの味わいが強い傾向にあります。
たばこ葉はより高い温度で加熱されると喫味やキック感が強くなるためです。
【高温加熱型に分類される製品】
- IQOS製品全般
- Ploom X
- glo(nano / PRO / hyper)
低温加熱型の特徴
低温加熱型は読んで字の如く、高温タイプに比べて加熱温度の低い製品です。
高温加熱のように、直接たばこ葉を加熱するのではなく、たばこカプセルと呼ばれるカートリッジを低温加熱して喫煙を楽しみます。
プルームテックプラスのたばこカプセル
高温加熱型と比べて喫味やスモーキー感は弱くなりますが、発生する煙はたばこ臭くなく、匂いが低減されているのが最大のメリットです。
たばこの味はそこそこに、でもタバコ臭さは抑えたい!という人におすすめです。
なお、低温加熱タイプを国内で販売しているのはJTのプルーム製品だけです。
【低温加熱型に分類される製品】
- Ploom TECH
- Ploom TECH +
- Ploom TECH + with
ハイブリッド型
低温加熱、高温加熱それぞれの特徴を合わせた良い所取りの製品もあります。
lil HYBRID(リルハイブリッド)という製品で、リキッドとタバコスティックを同時に加熱します。
ちなみに、アイコスを販売するフィリップモリスが手がけています。
タバコの煙を抑えつつ、かつ喫味をアップさせているのが特徴で両者の良いとこ取りをしている製品です。
ただ、人気がイマイチなのか新銘柄の追加は活発ではありません。
【レビュー】フィリップモリスの新製品「lil HYBRID(リルハイブリッド)」を試してみた
加熱式タバコ各社の特徴
上記では加熱式タバコを高温型、低温型と大別しました。
さらに詳しく、それぞれの製品の特徴を見ていきましょう。
アイコス
国内で一番ユーザーの多い高温加熱式タバコ。
本体価格は決して安いとは言えませんが、銘柄数も豊富です。
左からアイコス3、アイコスイルマ、アイコスイルマプライム
現在はIQOS ILUMA(アイコスイルマ)というモデルが最新デバイスです。
iQOS ILUMA PRIME
ブレードありで内部から加熱する方式が、アイコスイルマからブレードなしで外部から加熱する方式になりました。
これにより煙の量が若干少なりましたが、喫味はそのままに維持されています。
ちなみに、アイコスイルマとアイコス3のたばこスティックは互換性はないのでご注意ください。
アイコス3のたばこスティックはアイコスイルマで使えないのでご注意を。
今後、フィリップモリス社はアイコスイルマに注力していくと思われますので、今から新しくアイコスを買う人はアイコスイルマをおすすめします。
IQOS(アイコス)製品の比較。アイコス3DUO、アイコスイルマを比較
プルーム
日本たばこ産業(JT)が販売する加熱式たばこ製品。
プルームテック 、プルームテックプラスは低温加熱式に分類され、たばこの煙や嫌な匂いが徹底的に削減されています。
マンション住まいの人や女性の方に支持を集めている製品です。
一方で低温加熱式タバコ故に喫味やキック感が弱いというデメリットも。
スモーキー感や吸いごたえを重視する人には物足りなく感じると思います。
また、プルーム製品にはPloom X(プルームエックス)という高温加熱式タバコもあります。
こちらはアイコスと同じくスティックタイプで、吸いごたえ重視の人におすすめ。
プルーム製品の比較も下記で詳しく解説しています。
グロー
本体価格も安く銘柄数も多いのがグロー製品です。
グロー製品はスティックの周囲から加熱するタイプ。
アイコスやプルームエックスと比べても、タバコスティックの口径が細い特殊な形状をしています。
喫味に関しては太めのスティックより物足りなさを感じるかもしれません。
その分、メンソールやフルーツフレーバーなどライトな味わいの銘柄に強い印象です。
2020年には喫味を改善すべくグローハイパーという製品を投入しました。
こちらは、アイコスと同じ口径サイズのタバコスティックを採用しており喫味がアップしています。
グローでは物足りなかったというユーザーの選択肢になるのではないでしょうか。
【レビュー】グローハイパープラスを試してみた。グローハイパーとの違いも紹介
加熱式タバコの本体価格、銘柄価格まとめ
デバイス | 本体価格 | 銘柄価格 |
---|---|---|
IQOS3 MULTI | 4,980円 | 530円 580円 |
IQOS3 DUO | 6,980円 | 530円 580円 |
IQOS ILUMA | 8,980円 | 580円 |
IQOS ILUMA プライム | 12,980円 | 580円 |
PloomTECH | 2,500円 | 570円 |
PloomTECH+ | 2,980円 | 580円 |
Ploom X | 3,980円 | 500円 570円 |
glo nano | 1,980円 | 500円 560円 |
glo PRO | 2,980円 | 500円 560円 |
glo hyper | 780円 | 520円 540円 |
glo hyper+ | 980円 | 520円 540円 |
タイプ別おすすめ加熱式タバコ
各ブランドの加熱式タバコを紹介しました。
では、紙巻きタバコユーザーが加熱式タバコに移行するとして、どの製品を選べばよいのでしょうか?
筆者の見解では以下のようにおすすめします。
吸いごたえを重視する人向け
喫味や吸いごたえを重視する人にはフィリップモリスから発売されている「アイコスイルマ」をおすすめします。
アイコスの特徴は全加熱式たばこ中、たばこの味わいが美味しい(と感じる人が多い)点です。
ただ、JTが発売するプルームエックスも評価の高い加熱式たばこです。
プルームエックスはアイコスイルマよりも価格が安いのも、見逃せないポイント。
味わい重視の人はアイコスストアやプルームショップで試し吸いができるので、一度試し吸いをしてから選択しても良いでしょう。
煙の匂いが気になる人向け
吸いごたえはそこそこで、タバコの煙が気になる人にはプルームテックプラスがおすすめ。
紙巻きタバコに慣れている人は、その煙の匂いの少なさに驚くと思います。
特に子供がいる家庭やマンション住まいの人は煙のタバコが気になる人もいると思います。
そういった人にはプルームテックプラスをおすすめします。
銘柄数も豊富でメンソール系からフルーツ系まで様々です。
プルームテックプラスのフレーバーの種類を総まとめ!おすすめ銘柄も紹介
価格を重視したい人向け
価格やコスパを重視したい人にはグロー製品がおすすめ。
本体価格が1,000円を切り初期投資が安く済みます。また、他社に比べてたばこ銘柄が安いのも魅力です。
安いからと言って味わいの面で大きく負けているわけではないので、価格重視の人はグローをおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
国内で展開する主要3社の加熱式タバコを比較しました。
様々な製品があり、各社共にしのぎを削っています。
どの製品も価格や味わいなどで特徴があります。ぜひ参考にしてみてください。