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煙管(きせる)の使い方。吸い方を詳しく紹介

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日本伝統の喫煙具、煙管(きせる)の使い方を詳しく紹介します。

初めて煙管(きせる)を使う人向けに、一から解説していきます。

 

煙管(きせる)に必要なもの

そもそも煙管とは?という点は下記記事にまとめたので、こちらを参考にしてみてください。

煙管(きせる)とは?日本伝統の喫煙具を深く知る

煙管(きせる)使用に必要なものはいたってシンプル。

  • 煙管(きせる)
  • タバコ葉
  • 着火器具

この3つだけです。

煙管

小粋

タバコ葉はシャグでも使用できますが、煙管(きせる)専用の刻みタバコ葉を使用したいところ。

メジャーな銘柄では「小粋」や「宝船」といったものがあります。

着火器具に関してはライターやマッチでOK。

個人的にはzippoのようなオイルライターは匂いがキツいためおすすめしません。

 

刻みたばこを詰める

刻みたばこを指先でふんわりとつまみ指先で丸めます。

煙管に葉を詰める

この時にギチギチに丸めるのではなく、気持ち固めくらいに丸めます。大きさはパチンコ玉くらいを目安にします。

丸めたタバコ葉は火皿と呼ばれる部分に詰めます。

 

着火

煙管に火を付ける

ライターやマッチで着火していきます。

この時に遠火で着火し、静かに息を吸い込むのがポイント。

刻みたばこ全体に着火せずとも、一部に着火して静かに息を吸い込めば火は回ります。

 

喫煙を楽しむ

煙管(きせる)は基本的には肺に入れず、口の中でふかすような感覚で楽しみます。

吐き出した紫煙をくゆらせながら、ひとときを過ごすのも乙なもの。

江戸時代には煙管は一つのステータスだったと伝えれられています。浮世絵や時代劇でもよく見かけますよね。

煙管の浮世絵

吸い込み具合は、紙巻タバコよりも弱めに吸い込み一服を楽しみます。

初めて煙管(きせる)を使用した時には、喫煙時間の短さに驚いたものですがこれが煙管。

逆にこの一服の短さや所作が煙管(きせる)の醍醐味だと思います。

 

喫煙終了

喫煙が終了すると火皿から灰を取り出します。

雁首(先端部分)をカン!と打ち付けて取り出したいところですが、これは雁首を痛める原因となります。

雁首や羅宇(木製の部分)を指でトントンとして優しく取り出しましょう。

火皿からポンと出ない場合は爪楊枝などで取り出します。

 

煙管の掃除

煙管(きせる)の掃除については毎回、必要ではありません。

吸う回数にもよりますが、だいたい1週間以内に掃除をする感覚で良いでしょう。

煙管(きせる)の掃除には専用のモールがおすすめ。

 

管の中にモールを通してしごくような感じで掃除をしていきます。

火皿部分は特に灰が溜まりやすいのでモールや綿棒を使って丁寧に掃除をしていきます。

煙管(きせる)は刻みタバコを燃焼させる喫煙具なのでヤニが蓄積していきます。掃除を怠ると喫味を著しく損なうので、定期的に掃除をし喫味を保ちましょう。

 

刻みタバコの乾燥に注意

煙管(きせる)の一通りの使用の流れを説明しました。

次に刻みタバコの保管について紹介します。

手巻きタバコのシャグ にも共通しますが、刻みタバコの天敵は乾燥です。

小粋の刻みタバコ

乾燥し過ぎると辛さだけが先行する喫味になったり、ポロポロ崩れるのでタバコ葉が吸っている最中に口に入ったりします。

こうならないように開封後はジップロックに入れたり乾燥に対して注意をする必要があります。

湿度を一定に保つヒュミドールやヒュミディパックを活用することをおすすめします。

 

刻みタバコ以外を楽しむ

煙管(きせる)は小粋や宝船のような専用刻みタバコで楽しみますが、それ以外でも喫煙することができます。

手巻きタバコ用のシャグを詰めても喫煙できますし、紙巻きタバコを火皿と同じサイズにカットして喫煙することもできます。

専用の刻みタバコで煙管(きせる)を楽しむのがメインですが、あまり枠に囚われず煙管(きせる)自体が持つ伝統美や所作を現代のタバコ葉で楽しむのも乙なものです。

 

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