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年々、タバコ代は値上がりしていますがその原因はタバコ税の値上げによるもの。
同じタバコなのに毎年、価格が上がっていくのかは愛煙家にとっては辛いところですね。
今回はタバコ税の内訳などを詳しく紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。
タバコ税の税率負担
普段、何気なく購入するタバコですがどの位の税金がかけられているのでしょうか?
一般的な銘柄では税率負担は6割を超えます。
年々、タバコ代は上昇傾向にあるので負担割は今後も増えていくでしょう。
「嗜好品の税負担はそんなものでは?」と思う人もいますが、ビールの税負担は5割未満なので(それでも高いですが)、タバコがどれだけ税負担が大きい嗜好品であるかが分かると思います。
タバコ税の内訳は4種類からなる
タバコにかかる税金と言っても、その内訳は4種類からなります。
- 国たばこ税(23.7%)
- 地方たばこ税(27.0%) – [内訳:都道府県3.8% / 区市町村23.2%]
- たばこ特別税(3.3%)
- 消費税(9.1%)
合計63.1%
画像引用:たばこ税の仕組み | JT公式サイト
例えば、一箱490円のたばこを購入すると309円ほどの税金がかかる計算になります。
たばこ代の半分以上は税金で持っていかれているわけですね。
たばこ税は貴重な財源
世界的なトレンドとして喫煙人口は2011年頃をピークに減少傾向にあります。
日本も例外ではなく、喫煙人口は年々減少しています。
それでも、なおたばこ税が国や地方の貴重な財源であることに変わりはありません。
税収はおよそ2兆円にも昇ります。(国と地方でそれぞれ1兆円ほど)
そのお金がそっくりそのまま喫煙者に還元されるような仕組み、例えば喫煙所の整備などに充てられれば良いのですが現実は厳しいものがあります。
今後のたばこ税の見通し
ただでさえ、キツイたばこ税ですが今後はどのようになるのでしょうか?
「税率負担が6割を超えているので、そろそろ値上げは終わりにしようか」
なんてことはありません。
予定されているだけでも2020年10月1日、2021年10月1日に増税されます。
非公式ですが、最終的には一箱1000円まで値上げしていこうという話しも一部政府関係者の間で議論されているでたばこの大幅値上げは現実的な話しでしょう。
海外はさらに高い?
「日本はたばこ税が高い!」と愛煙家から嘆きが聞こえてきそうですが、海外に目を向けると意外にそうでもありません。
むしろ先進国の中ではたばこ税は安い部類に入ります。
例えば、イギリスは77%。フランスは75%。
他にも欧米諸国はたばこ税が高い傾向にあります。
近隣の韓国でもたばこ税は60%なので、決して日本だけが突出して高いわけではありません。
たばこ市場の動き
たばこ増税に関してたばこ会社各社は様々な方策を打ち出しています。
たばこ代が安いリトルシガーに力を入れたり、中身の本数を減らして価格を据え置きにするなどです。
紙巻きたばこ利用者は減少傾向にありますが、VAPEなどの利用者は増加傾向にあるのも特筆すべき点です。
今後は禁煙に挑戦する人やたばこ代が抑えられるVAPEや手巻きたばこに移行する人も増えるのではないでしょうか。
まとめ
たばこ税の内訳や今後の見通しを紹介しました。
残念ながらたばこ代の値上げは避けることができません。
喫煙家は高いたばこ代に折り合いをつけるか、禁煙するか、もしくはたばこ代が節約できる製品に乗り換えるかの3択を迫られるでしょう。