【シャグレビュー】ブラックスパイダー アフタヌーンティーをヴェポライザーと紙巻きで吸ってみた感想|CAPNOS

【シャグレビュー】ブラックスパイダー アフタヌーンティーをヴェポライザーと紙巻きで吸ってみた感想

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ヘビースモーカーで「タバコなら加熱式、電子、紙巻きなんでも来い」の編集者・ライター。一番好きなタバコは台湾の「新楽園」という銘柄。
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「喫煙」と名のつくものに関するありとあらゆるアイテムを開発・製造・輸入・販売するメーカー・柘製作所。

もちろん手巻きたばこ関連の商材も多く取り扱っており、ペーパー、フィルター、巻き器、シャグポーチなど愛好家にとっては喉から手が出るほど気の利いたものばかりを市場に送り出しています。

近年は手巻きたばこのニーズの高まりに呼応し、同所プロデュースによるブラックスパイダーシリーズというシャグブランドも展開。

数多くのフレーバー系シャグをリリースしており、いずれも海外ブランドから一歩リードするクオリティの高さで絶大な支持を得ています。

フレーバーによってはあまりの人気で供給が追いつかないものもあるなど、一部からは羨望の眼差しで見られることもあるようです。

そんなブラックスパイダーシリーズから今回試すのはアフタヌーンティーというフレーバー。

この名を見てピンときたのが「これ、もしかして『午後の○茶』のことではないか」ということです。

ブラックスパイダーシリーズ自体、日本市場を中心とした展開を行っていること、「アフタヌーンティー」という固有名詞の紅茶は「午後の○茶」しか思いつかないことなどが理由ですが、果たしてどうなのでしょうか。

この辺も今回の喫煙で確認できると面白いなと思っています。

あらかじめネットなどで調べた情報によれば、「伝統的なブラックティーの香りにミルクの甘い味わい。芳醇な紅茶の香りのシャグです」といったコピーやレビューがありました。

前述の推測と、これらのレビューから鑑みると「午後の○茶」のミルクティーのようなフレーバーなのではないかと、また推測する筆者でした。

実際はどうなのでしょうか。まずは吸い始める前にスペックから見ていきましょう。

■関連記事:シャグのおすすめをタイプ別に紹介

ブラックスパイダー アフタヌーンティーのスペック

  • 生産国 ラオス
  • 価格 830円
  • 内容量 30g

開封

さっそく開封してみましたが、まず鼻をつくのはミルクティーというよりはレモンティーのような、若干の柑橘感を感じる甘酸っぱい風合い。

これだけを嗅ぐと、「午後の○茶」のレモンティーなんじゃないかと思いますが、ネット情報では「ミルクティー」という記載もあり、頭が混乱します。

強めの香料で、匂いの奥にあるたばこ葉本来の香りを確認しようと努めても、ひたすらの香料の香りのみ。

どんな喫味になるのか、この時点では想像が全く及ばない筆者でした。

葉の感じ

ブラックスパイダーシリーズはタンザニアの葉、ラオスの葉が用いられることが多いですが、本銘柄ではラオスの葉が使われているようです。

刻みの細かい濃い茶色の葉は香料のせいか粘度強め。

触れた指先にも香料がしっとりつく感じで、この指先の匂いを嗅ぐと、やはりレモンティーのような香り。

ここからネット情報にあったようなミルクティーの風合いに変化するとは考えにくいですが、果たしてどうなのでしょうか。

というわけでさっそくヴェポライザーから試していきます。

FENiX MINI PROで吸ってみた

毎度お馴染み、扱いやすくダイナミックな喫味を味わえるヴェポライザー、FENiX MINI PROで試すことにしました。

まずは低温度の190度からいってみます。

ーーー

1パフ目で感じたのはやはりレモンティーの風合い。たばこ葉本来のキック感、ボディも十分でなかなかうまい喫味です。

まさに「午後の○茶」の、あの黄色いレモンティーの風合いそのものなわけですが、しかしネット上のコピーにあった「ミルクティー」はなんだったのでしょうか。

ミルク感はいっさい感じないため、おそらく書かれた方の間違いか誤認ではないかと思います。

なかなかの喫味ですが、ヴェポライザーの温度をあげることでどう印象が変わるのでしょうか。次に試してみます。

温度を上げて吸ってみた

FENiX MINI PROを220度に設定。

190度で感じたレモンティーの喫味がさらに際立ち、たばこ葉ともバランスよく馴染んだ印象。

キック感、ボディも強まっているので、190度よりも220度のほうが豊かな味を楽しめるように思いました。

しつこいようですが、ここでもやっぱりレモンティーのみの風合い。

ミルクティーの感じはありませんので、この点、よくご注意いただければ幸いです。

手巻きで吸ってみた

ヴェポライザー190度、220度ともまずまずの喫味であり、まさに「午後の○茶」のレモンティーのような爽快な味を楽しむことができましたが、手巻きにするとどう印象が変わるのでしょうか。さっそく試してみます。

1パフ目でまず口の中に広がるのはたばこ葉特有の喫味。

その喫味を覆うように、後からレモンティーの香料が優しく包み込んでくれるような印象で、なかなか爽快な味を表現してくれています。

ヘビースモーカーで、フレーバー系シャグは少々苦手な筆者でしたが、それでもかなり美味しく、楽しく吸うことができました。

ブラックスパイダー アフタヌーンティーの感想

ヴェポライザー、手巻きともに感じたのはまさに「午後の○茶」のレモンティー。

いずれも喫味のインパクトに大小の差はあれど、バランス良く味わうことがあり、この辺の「環境によってブレが起きにくい」ブラックスパイダーシリーズならではのシャグだと思いました。

くどいようですが、ミルクティーではなくレモンティーです。この楽しいフレーバー、機会がありましたら是非一度お試しください。

 

ヴェポライザー評価:4/5

手巻き評価:5/5

※本記事で紹介した , はリンク先でも詳しく紹介しています。

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