スリードッグス_キャベンディッシュ

【シャグレビュー】スリードッグス・キャベンディッシュをヴェポライザーと紙巻きで吸ってみた感想

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ヘビースモーカーで「タバコなら加熱式、電子、紙巻きなんでも来い」の編集者・ライター。一番好きなタバコは台湾の「新楽園」という銘柄。
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東京・浅草を拠点に、パイプ、葉巻をはじめ、あらゆる喫煙具をリリースする名門メーカー、柘製作所。同社が満を持して市場に送り込んだ新ブランド、それがスリードッグスシリーズです。

ブランド名にもある「3匹の犬」がロゴデザインにあしらわれていますが、他方シリーズのフレーバーは5つを展開しています。いずれの銘柄もたばこ本来の喫味を大切に、繊細にたばこ葉を選定しているが特徴です。また、伝統的な製法による喫味設計も特徴で、この点が本物志向のユーザーから早くも支持を受けている大きな理由と言って良いでしょう。

今回試すキャンベンディッシュという銘柄は、スリードッグスシリーズの中でも古典的な加香に特化したキャンベンディッシュ葉とバージニア葉をブレンドしたもののようです。

キャンベンディッシュたばこを(おそらく)これまでに吸ったことがない筆者にとっては、その喫味を想像することができませんが、「加香」というのが少々引っかかります。

筆者はこれまで数多くのシャグを試してきましたが、香料を加えた銘柄には、「喫煙者をなめとんのか!」と思えるほど粗悪なものもあり、吸えども吸えどもケミカルの香料の味しかしない……という体験を複数回しているからです。

このため、できれば加香系シャグは避けて通りたいのが正直なところですが、ただし高品質で、本物志向のユーザーを納得させる銘柄ばかりを展開するスリードッグスシリーズです。加香に特化したキャンベンディッシュであっても、必ずやたばこらしい味わいを楽しませてくれるような、希望的観測もあります。

このスリードッグス・キャンベンディッシュ、果たしてどんな喫味を楽しませてくれるのでしょうか。ヴェポライザー、紙巻きで試す前に、まずはそのスペックから見ていきましょう。

■関連記事:シャグのおすすめをタイプ別に紹介

スリードッグス・キャンベンディッシュのスペック

  • 製造国 ラオス
  • 価格 1,000円
  • 内容量 30g

ペーパーの確認と開封

ペーパーが付録されていないのはスリードッグスシリーズ共通です。このため、紙巻きにして吸う場合は、別途用意する必要があります。筆者は過去無数に試してきたシャグ銘柄のペーパーが残っており、このうち、最も好きなローのペーパーで巻くことにします。

さて、パッケージを開封し葉の香りを嗅いでみると、かなり濃厚な苦味・酸味を感じました。ファイヤーキュアード(火力乾燥)の風合いにも近い香りですが、見た目はさほど黒々としていないため、実際の製法は違うかもしれません。

葉の感じ

この銘柄に採用されているのはキャンベンディッシュ葉の中でもブラックと呼ばれるもの。これとバージニア葉とを合わせてブレンドしているようですが、一見では、色味こそ微妙にムラがあれど、全て均一に乾燥されているように映ります。

また、触ってみると粘度はありながらも比較的弱め。指先にも粘度のネチョッとした感じや匂いもつかないため、やはりファイヤーキュアード(火力乾燥)ではないようにも思いました。香りにこそ濃厚な苦味・酸味を感じるのに、やや不思議にも感じました。

ここまでがスリードッグス・キャンベンディッシュの香り・葉の印象ですが、実際に吸ってみるとどんな喫味を楽しませてくれるのでしょうか。まずはヴェポライザーから試していきます。

FENiX MINI PROで吸ってみた

あらゆるシャグの魅力を引き出すことができ、扱いやすさもあるヴェポライザー、FENiX MINI PROで試すことにしました。190度から加熱をスタート。さっそく喫煙していきます。

1パフ目にしてふんわりとした豊かな味わいを感じました。冒頭でも触れた「古典的な加香に特化している」のがキャンベンディッシュであることに対し、葉の香り・印象から、その喫味が全く想像できませんでしたが、全体的に丸い甘味が印象的な優雅な味わいです。また、後味にはしっかり濃厚な苦味と甘味が残り、パフ後も贅沢な気分を味わせてくれるように思いました。

ヴェポライザー190度にしては、十分贅沢な味わいを楽しめましたが、欲を言うと、もう少しアタックが欲しいのも正直なところ。この点、ヴェポライザーの燃焼温度をアップさせれることで、改善してくれるのでしょうか。次に試してみます。

温度を上げて吸ってみる

FENiX MINI PROを220度に設定。

190度で感じた絶妙のバランスが崩れてしまった印象で、アタックさえも弱まった感じです。

ここから推測できることは、このキャンベンディッシュというたばこ葉、高温で蒸すのは向いていないのではないかということ。これが正しければ、紙巻きにして吸う場合、火をつけた先端での喫味から、どんどん蒸していって、フィルターに近づくにつれて喫味が随分変わっていく、劣っていくような特性があるかもしれません。次に試してみたいと思います。

紙巻きで吸ってみる

ヴェポライザー190度/220度で感じた喫味とはまるで違い、1パフ目からとにかく苦味が際立ちます。全体的には甘さもありますが、苦味を立たせる役割を甘味が果たすかのようで、ただただひたすらに苦い味です。コーヒーに喩えれば、まさにエスプレッソのような感じで、この味をあえて好む人がいることは理解しつつも、筆者は正直苦手な部類でした。

他方、ヴェポライザー220度の際に推測した「先端に火をつけた際と、火がフィルターに近づくにつれて喫味が変わるのではないか」といった点については、それほどの差はなく、一定した喫味ではありました。

スリードッグス・キャンベンディッシュの感想

スリードッグス_キャベンディッシュ1

冒頭で触れた「加香」感は全く感じなかったスリードッグス・キャンベンディッシュ。ヴェポライザー190度では好印象を抱きましたが、220度にしたところバランスが崩れ、紙巻きにすればひたすらに苦く、スリードッグスシリーズには好印象を抱く筆者も「これはちょっと苦手かも……」と思う唯一の銘柄だったのが正直なところです。

ただし、特に紙巻きでの強い苦味は、これ自体を望むユーザーもいると思います。「たばこはとにかく苦味が命!」という人にはもってこいのフレーバーだと思います。是非一度試されてみてはいかがでしょうか。

ヴェポライザー評価:4/5

手巻き評価:2/5

※本記事で紹介したはリンク先でも詳しく紹介しています。

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