メビウスEシリーズ1

1箱500円のメビウスEシリーズをふつうのメビウスと吸い比べてみた

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JTから発売されたメビウスEシリーズ。(メビウスイーシリーズと読みます)

通常のメビウス は1箱580円ですが、メビウス Eシリーズは1箱500円と割安価格。2021年10月にはたばこの値上げが実施されたことから、たばこ代に敏感になっている人は多いのではないでしょうか。

本記事では、メビウスEシリーズを実際に吸ってみた感想や、通常のメビウスと吸い比べをした味わいの違いなどを比較していきます。

メビウスEシリーズとは?

メビウスEシリーズ2

MEVIUSのロゴ下にE-SERIESの刻印

日本たばこ協会(JT)から発売された銘柄で、メビウスブランドの名前を冠した銘柄。現行のメビウス (580円)よりも求めやすい1箱500円に設定されています。

一見すると、パッケージが似ているので間違えて購入してしまいそうです。コンビニで購入する時などは、ロゴ下のEシリーズの刻印と値段で判断した方が良さそうですね。

メビウスEシリーズの銘柄の全種類

展開されている銘柄は8種類となります。

  • メビウス ・イーシリーズ・10
  • メビウス ・イーシリーズ・6
  • メビウス ・イーシリーズ・ワン・100’s
  • メビウス ・イーシリーズ・メンソール・5
  • メビウス ・イーシリーズ・メンソール ・ワン・100’s
  • メビウス・イーシリーズ・メンソール・オプション・パープル・8
  • メビウス・イーシリーズ・メンソール・オプション・パープル・5
  • メビウス・イーシリーズ・メンソール・オプション・パープル・ワン・100’s

レギュラー銘柄、メンソール銘柄、カプセル搭載銘柄の3タイプで展開されており、全国のコンビニやたばこ店で購入することができます。

参考:メビウス Eシリーズ | JT公式サイト

なお、2022年11月11日にレギュラーの3mgロングが発売予定です。

メビウスEシリーズより3mgロングが登場!11月11日より発売開始

メビウスEシリーズはなぜ安い?

豚の貯金箱

そもそも、なぜメビウスEシリーズは通常銘柄より80円も安いのでしょうか?JT公式の説明によると、メビウスEシリーズでは、熟練したブレンダーが葉たばこを組み合わせ、新しいブレンドを開発することでリーズナブルな価格を実現したとのこと。

値段を抑えつつも、メビウスらしいスムースで豊かな味わいを実現するための企業努力が伺えます。

検証。メビウスEシリーズは美味いのか?

メビウスEシリーズ3

左がEシリーズ、右が通常のメビウス

ここで気になるのが、通常のメビウスより安い価格のEシリーズは、美味しいのかどうか?という点。安いに越したことはないのですが、美味しくないと意味がありませんよね。

メビウスEシリーズ4

詰まっている葉の見た目も同じ

見た目も全く同じ銘柄ですが、どの位味わいに差があるのでしょうか?そこで、メビウス ・Eシリーズと通常のメビウスの吸い比べをしてみました。

通常のメビウス ・オリジナル・10

メビウスEシリーズ5

まずは価格が高い方の通常メビウスから試していきます。開封して香りを嗅いでみますが、この時点での香りは極めて少ないです。着火し、さっそく喫煙していきます。

・・・

開封時は、香りの少なさを感じたものの、着火することで一気にたばこの香りが花開きます。たばこ葉の旨味や苦味のバランスが秀逸ですね。ザ 、レギュラー銘柄といった感じで、非常に吸いやすいです。

メビウスEシリーズ・10

メビウスEシリーズ6

次にEシリーズの10mgを吸っていきます。開封して香りを嗅いでみると、たばこ葉の香りか少し酸い香りがします。着火してさっそく吸っていきます。

メビウスEシリーズ8

・・・

まず初めに感じたのは、通常のメビウスと味わいは非常に似ているということ。たばこ葉の味わいは、ほぼ同じで通常のメビウスと比べても遜色ないです。

ただ、2口、3口と吸い進めていくと違いがぼんやりと見えてきました。通常のメビウスと比べると、若干吸い心地が軽い印象です。ふと気づいてパッケージを見比べてみました。

メビウスEシリーズ7

上が通常のメビウス 、下がメビウスEシリーズ

タールは同じ10mgですが、ニコチンが0.1g違いますね。数値の上ではあまり違いはないように見えますが、実際に吸い比べをした時の「吸いごたえ」は、それ以上に違うように感じます。吸い込んで吐き出すときの、たばこ葉の旨味やキック感が通常版に比べると軽いです。

メビウスEシリーズ9

しかし、メビウスEシリーズ単体で見たときには、全然美味しいと感じる銘柄です。安くてこの味わいは、「アリ」だと感じました。

普段、吸っているメビウスよりもEシリーズでは重めの銘柄を選択すれば、この軽さは許容範囲かと思います。メビウスEシリーズのタール値のマックスは10mgですが、例えば普段6mgを吸っている人はEシリーズでは10mgを選択するといった具合です。

反対に、普段からタール値10mg以上の銘柄を吸っている人は、メビウスEシリーズでは物足りなさを感じる人もいるかもしれません。

通常のメビウス ・プレミアム・メンソール ・5

メビウスEシリーズ10

次にメンソール 銘柄で比較していきます。まず先に通常版のメビウスメンソール から試していきます。

開封して香りを嗅ぐと、メンソールのスキッとした香りが鼻に届きます。着火してさっそく喫煙していきます。

・・・

メンソールの清涼感とたばこ葉の旨味のバランスが絶妙です。レギュラー銘柄と同じく、「これぞメンソールたばこ!」と思う銘柄です。今回、比較用に通常のメビウスを試していますが、改めて吸ってみると美味いですね。

メビウスEシリーズ・メンソール ・5

メビウスEシリーズ11

次にEシリーズのメンソールを試してみます。

開封前に香りを嗅ぐと、酸味を含んだような酸い香りが漂います。通常のメビウス では、こういった香りはないのですがEシリーズでは若干、酸い香りがしますね。これは、たばこ葉の香りだと思いますが、期待が膨らみます。

着火して喫煙していきます。

メビウスEシリーズ13

・・・

1口目で「通常のメビウス ・メンソールとは全く違う味わい」という印象を抱きました。レギュラー味の比較ではほぼ同じ味わいと感じましたが、メンソールの比較は明確に違った味わいですね。

メンソールの清涼感は通常のメビウスよりもEシリーズの方が強いと感じました。

けっこう、スースーする味わいです。レギュラーと同じくタールは一緒でニコチンが0.1mgほど軽いです。

メビウスEシリーズ12

上が通常のメビウス、下がメビウスEシリーズ

通常のメビウス・メンソールのたばことメンソールの味の比率を4:6とするなら、Eシリーズでは3:7といった具合でしょうか。Eシリーズのメンソールでは、たばこ葉の味わいよりもメンソールの清涼感が先行します。味わいが違うと言っても、決して不味いわけではなく、これはこれで美味しいです。

メビウスEシリーズ14

安い銘柄ですが、選択肢として全然アリです。

メビウス・Eシリーズ・オプションパープル

メビウスEシリーズカプセル1

新しく追加されたカプセルタイプのメビウスEシリーズも試してみました。フィルター部分にカプセルが仕込んであり、プチッと潰すことでベリー系の味わいを楽しめる銘柄です。

こちらもバランスが良く美味しく吸うことができました。メビウス・オプションパープルに比べると若干、吸いごたえが軽く感じるのは否めません。しかし、単体として見ればメンソールとベリーの味わいを感じることができ、美味しくすうことができました。

【ネットの声】メビウスEシリーズはまずい?

一通りメビウスEシリーズを試して、好印象を受けました。

『80円も安いのに美味いじゃないか』

これが筆者が通常のメビウスとEシリーズを比較した率直な感想です。

しかし、ネット上ではメビウスEシリーズが不味いと感じる人もいるようです。ネット上の声では、様々な意見があります。

  • スムースさに欠ける
  • 吸いごたえが弱い
  • 燃焼速度が速い

燃焼速度が速いのは、筆者はあまり感じませんでしたが、吸いごたえが通常のメビウスに比べて弱いのは同意見です。もし、メビウスEシリーズが通常と同じ価格(580円)であれば、筆者も通常のメビウスを選びます。

しかし、メビウスEシリーズの真骨頂は

『80円も安いのに、そこそこ美味い』

これに尽きると思います。Eシリーズを一通り試しましたが、メビウスEシリーズが不味いと感じたことはありません。たばこの好みはそれぞれですが、一つの参考にしてください。

メビウスEシリーズは2022年値上げされる?

カレンダー

2022年10月にたばこ代の値上げが実施されますが、メビウスEシリーズはどうなのでしょうか?結論を言うと、2022年メビウスEシリーズの値上げは実施されません。

2022年10月のたばこ代値上げで実施されるのはアイコスやプルームテック、グローの加熱式たばこ銘柄のみとなります。

まとめ:メビウスEシリーズはコスパに優れたタバコ

通常のメビウスと吸い比べをして、選択肢としてアリという結論に至りました。安いことで、どれだけ味わいに影響しているか心配しましたが全然問題ありません。

メビウスEシリーズ15

確かに、たばこ葉の味わいが少し軽くなっているのは否めません。しかし、『そこそこの重さがあれば良く、コスパを重視したい』という考えの人にはぜひおすすめしたい銘柄です。

2022年には加熱式たばこの値上げが予定されています。紙巻きたばこに関しては、2022年の値上げはないようですが、今後値上げされる可能性は大いにあります。メビウスEシリーズのような価格が安いたばこが人気が出そうですね。

最近では1箱430円のキャメルクラフトという銘柄も登場しています。

今後もこういった価格の安い銘柄が支持されるトレンドになるのではないでしょうか。

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