[カプノス]たばこ情報サイト

シャグの種類別に見る手巻きにするコツ。キレイに手巻きたばこを巻く方法

本サイトはもちろんですが、ネット上には様々なシャグに対するレビューがあります。たばこ全般に銘柄ごとの情報があまりに少ない中、シャグの喫味に関するレビューは、おおいに参考になります。

ただし、シャグごとに違う葉の特性、粘度、湿度の違いと巻き方の注意点に言及するレビューは現状、極めて少ないのも事実です。

実際に様々なシャグを巻いてみるとわかるのですが、葉の違いによって手巻きにする際のコツもおおいに異なります。

不適切な手巻きにしてしまった場合、せっかくのシャグをダメにしたり、そのポテンシャルを引き出せないこともあります。

今回は、4つのシャグを例に挙げ、葉ごとに違う扱い方のコツをご紹介します。

あくまでも筆者が巻いていて感じたものではありますが、手巻きたばこを楽しむ上での参考の一つにしていただければ幸いです。

大ぶりなカット巾の、粘度のないシャグの場合

WILD BISONAMERICAN SPIRITの葉は、0.8~1ミリ以上の大ぶりなカット巾で、粘度の少ないものを採用しています。

想像では、火力乾燥などをせず、できるだけたばこ葉の自然な喫味を出そうとしているのだと思いますが、ここでまず不安に思うのが手巻きのやり方です。

葉が大ぶりで、粘度が少ない分バラけやすく、まとまりにくい難点があります。

また、えてして葉そのものの芯の強さもあり、ペーパーが巻けてしまうのではないかという不安もあります。

こういった葉の場合、筆者はあえて葉が崩れるようにし、巻きやすいように細かくします。

粘度がないため依然としてまとまりにくくはあるものの、細かくしたことでペーパーを痛める心配がなくなります

肝心の喫味はデフォルトの状態と大差がなく、むしろ細かくしたことで、全体の喫味に対しより安定した風合いを得られるような気がします。

あくまでも体感によるものですが、このように大ぶりかつ乾いたシャグを扱う場合は、思い切って細かくして巻いてみると良いと思います。

無添加で乾燥度の高いシャグの場合

各ブランドから無添加銘柄がリリースされており、その葉の感じも様々ではあります。

ただ、えてして多いのは乾燥度が極めて高く、それでいてモサモサと入り組んでいるもの。

このモサモサと固まった葉を前にして、「どうやって手巻きにすれば良いんだ」と一瞬頭を抱える人は少なくないのではないでしょうか。

特にMAC BAREN PURE TOBACCOの葉のように強固にまとわり合っている場合、一度バラバラにほぐして、手巻き用に柔らかくまとめ直すのが良いです。

ほぐしてしまうことで、せっかくの無添加が台無しになりそうな不安に思う人もいるかもしれませんが、心配ご無用です。

そもそも固まりになってしまっているのは、輸送時のなんらかの環境の事情によって起きているものであり、出荷時にこのような固まりで出しているとは考えにくいからです。

また、固まりの端をむしって巻くこともできますが、この場合はブレンドに偏りが出やすく、当然喫味にも影響が出るものですから、あまりお勧めできる巻き方とは言えません。

固まってしまっている葉の場合は、必ず一度バラバラにほぐして、まんべんなくまとまるよう再構成してから手巻きに挑みましょう。

大胆に思うかもしれませんが、ほぐしたほうが安定した喫味を味わうことができるはずです。

粘度や湿度を強く持つシャグの場合

ファイアーキュアード(火力乾燥)などが施されたスワレ、ハーフスワレ、黒たばこなどのシャグの場合、極めて高い粘度があります。

こういったシャグは手巻きにする際ギュウギュウに詰め込むこともできるのですが、あまり詰め込みすぎると、火をつけて吸う際に詰まって全然吸うことがない、といった本末転倒な事態も起こります

粘度によって、絡み合う葉をいったんほぐすのは基本としても、あまり詰め込み過ぎず、甘めに巻くようにすると良いでしょう。

そもそも喫味自体が強いファイアーキュアード系のシャグは、多少手巻きが甘いように感じても十分な喫味を味わえます。

フレーバー系シャグの場合

最後にご紹介したいのが甘い香料などをたばこ葉にまとったフレーバー系シャグです。

これはSTANLEY Appleというシャグを試した際に感じたことですが、銘柄によっては、シャグにかけられた香料にムラが出ることがあります。

せっかくのフレーバー系シャグなので、モチーフの風味をまんべんなく味わいたいところですが、このムラのせいで喫味が不均等になることがあります。

これを避けるためには、やはり一度ほぐしてまとめ直してから巻くのが良いでしょう。

その際余裕があれば、葉に鼻を近づけて、均等な香料感があるかも確認してください。

その上でバランスが取れているようであれば、喫味でも安定したフレーバー感を楽しませてくれるはずです。

手巻きで葉がこぼれる場合

ここまでが4種類の葉の扱い方ですが、これらを施しやっと手巻きにしたところでも、さらに問題が起こります。

市販のパッケージたばこのように、先端がきちんと詰まることは稀で、どうしても先端がスカスカになり、葉がこぼれがちになるという問題です。

筆者の場合、何度やってもこの問題は解決されず、例えば自分で巻いたたばこをケースなどに入れておくと、葉はボロボロこぼれ落ち、鞄の中はたばこ葉だらけに……なんてことが起こりがちです。

これを防ぐために筆者がしているのは、手巻きたばこの先端をギュッと絞ってしまうというもの。

見た目は情けなくもありますが、これをすると葉がこぼれなくなるだけでなく、喫煙時の着火もしやすくなります。

すでに多くの愛好者の方が採用している方法かもしれませんが、手巻きたばこの先端問題にお悩みの方、是非ご参考にしていただければ幸いです。

松田義人
松田義人(まつだ・よしひと) ヘビースモーカーで「タバコなら加熱式、電子、紙巻きなんでも来い」の編集者・ライター。一番好きなタバコは台湾の「新楽園」という銘柄。

特集


ニュース


喫煙具を知る