【第4回】柘製作所に聞いた! スローバーニング、フリーバーニングとは?|CAPNOS

【第4回】柘製作所に聞いた! スローバーニング、フリーバーニングとは?

著者画像

ヘビースモーカーで「タバコなら加熱式、電子、紙巻きなんでも来い」の編集者・ライター。一番好きなタバコは台湾の「新楽園」という銘柄。
→著者ウェブサイト

>> 【PR】ニコチンゼロの電子たばこ、ドクターベイプ

本ページはプロモーションが含まれています

『CAPNOS』のシャグレビューでは、加熱式たばこ・手巻き双方の喫味の違いをご紹介しています。特に手巻きで試すにあたっては、様々なアイテムが必要になりますが、その情報は極めて少なく、慣れないとなかなかうまく使いこなすことができないのも事実です。

そこで、あらゆる喫煙具を扱うカリスマブランド・柘製作所の代表取締役の三井弘司社長を突撃取材! 全6話で、手巻きたばこの謎について教えを請います。

第4回の今回は、前回に引き続き、手巻きたばこに親しんでも、実はよくわからないままの方も多い「シャグの謎」についてさらに疑問をぶつけてみました。

↑柘製作所代表取締役の三井弘司社長。10代の頃からのライター好きが高じて喫煙具に魅了され、ファッション業界から同社に転職。パイプ作りの見習いから始まり、30年以上の勤務を経て社長の役職に。バイク、洋服など、多彩な趣味を持たれている方です

手巻きの疑問「手巻きするのが面倒臭いです。他に何か良い方法はないの?」

ーーシャグを手巻きするのは楽しいと思えるものですが、一方で忙しいときに巻くのが少々面倒だったり、何本も続けて巻いていると、指先が痛くなったりもします。楽に巻ける良い方法はないでしょうか。

三井弘司社長(以下、三井) 確かにそういう意見はありまして、ヨーロッパ各国のうち、特にドイツではチュービング・マシンが人気です。

ドイツではハンドローリングよりも大きなマーケットとなっていて、例えば土日に翌一週間分のたばこをチュービングしケースに入れて、シガレット代わりに愛好する人もいます。

今、ドイツでは20本入りシガレットが、600円くらいしていますが、シャグを使った手巻きならその半分くらいで済みますし、チュービング・マシンは電動式もあるので、巻くのも楽です。

日本でも販売されているので、興味のある方、「手巻きは好きだけど、面倒臭いなぁ」と思われる方はチェックしてみると良いかもしれません。

 

ーー自分もチュービング・マシンを持っていて、使うこともあるのですが、ただ専用のチューブと呼ばれるペーパーが少し硬いような気がします。

三井 チュービング・マシン用のチューブは、ほとんどシガレットで使われているペーパーと同様ですので、確かに吸う際に紙臭かったりすることはあるかもしれません。

手巻きユーザーの中には、節約云々以前に「シガレットの紙臭さが苦手だ」という人もいますので、そういう人には向いていないかもしれません。

実は当社でもドイツの動向を受けて、10年ほど前に、日本国内でチュービング・マシンを広めようとしたことがありました。

しかし、日本のマーケットではなかなか受け入れてもらえなかったのが現状ですね。ただ、今後手巻きたばこがさらに浸透した場合は、また状況が変わってくるかもしれません。

いずれにしても、手巻きたばこを楽しむ上で、一つの選択肢ではあります。

色々とやり方を試して、ご自身にあった楽しみ方を見つけていただければと思います。

↑チュービング・マシン。数千円で買えるものから、1万円を超えるものまで様々な製品が販売されています

↑チュービング・マシン用のチューブと呼ばれるフィルター付きペーパー。シガレットに近い紙が採用されているようです

手巻きの疑問「たばこの減りが早いもの、遅いものがあるのはなんで?」

ーー手巻きではさほど感じないものの、特にシガレットでたばこの減りが早いもの、遅いものがあります。

たとえばシガレットのアメリカン・スピリットシリーズは、他のたばこに比べて遅く、十分吸ったあと、いったん火を消してから後でシケモクとしてもう一度吸えるような気がします。これは錯覚でしょうか?

三井 シガレットのアメリカン・スピリットの場合は、たばこの量が単純に多いんですよ。

アメリカン・スピリットはその辺を本当によくこだわってやられていると思います。

 

ーーアメリカン・スピリットはシャグもあり、手巻きにした場合でもやはり減りが遅いように思います。

三井 いろんなテクニックを駆使しているはずでしょうし、どんなペーパーを使っているのかにもよるので一概には言えないですが。

↑アメリカン・スピリットシリーズのシャグ。写真のオリジナルのほか、ペリック、ターコイズオーガニックの合計3種をラインナップ。各40g入り、1280円(税込)

手巻きの疑問「スローバーニング、フリーバーニングって何?」

ーー手巻き用ペーパーには、スローバーニング、フリーバーニングというものがあります。それぞれの特徴を教えてください。

三井 スローバーニングというのはその名の通り、燃焼速度が遅いものです。

一方のフリーバーニングはシガレットとほぼ同じような燃焼速度のものです。当社で扱っているZIGAZAGのペーパーではスローバーニングが青、銀、茶、フリーバーニングが赤、緑とわかりやすく見分けがつきます。

どちらを選ぶかもまた愛煙家の方のお好みになりますね。

 

ーーまた、手巻き用ペーパーでもカットコーナーがあるもの、ないものがあります。これはどうしてですか?

三井 これは巻く人にとってやりやすいかどうかですね。カットコーナーがないペーパーを使ってローラーに入れると角が引っかかってやりにくい。

しかし、ローラーを使わずに自分の手で巻く場合は、カットコーナーはあってもなくても良いですから。

本当に人それぞれのやり方に沿った商品があるということですね。

↑ペーパーも、ご自身の好みに合わせて選ぶようにしましょう

次回は手巻きたばこおよびシャグだけでなく、ヴェポライザー、キセル、パイプについても三井社長にお話をお聞きします。お楽しみに!

次記事:【第5回】柘製作所に聞いた! 手巻きたばことヴェポライザー、パイプ、キセルの違い

 

▶︎ 取材記事リンク

【第1回】柘製作所に聞いた! 手巻きたばこの歴史

【第2回】柘製作所に聞いた! シャグのペーパーの疑問

【第3回】柘製作所に聞いた! 手巻きたばこの巻き方、ブレンド方法

【第4回】柘製作所に聞いた! スローバーニング、フリーバーニングとは?

【第5回】柘製作所に聞いた! 手巻きたばことヴェポライザー、パイプ、キセルの違い

【最終回】柘製作所に聞いた!たばこの未来

 

Related Post

タバコをもっと知る
もっと楽しむ

CAPNOSでは、タバコ業界の最新情報を配信中。シガレットや加熱式タバコ、シャグなど幅広いジャンルの情報を紹介しています。

公式X(Twitter)へ
公式Twitter
20歳以上ですか? 本サイトはタバコに関する情報を掲載しています。