2022年のタバコ値上げはどうなるのか?
たばこ代は年々、値上げされています。
直近では2020年、2021年と毎年のようにたばこ代の値上げが実施されました。
では、2022年はたばこ代の値上げは実施されるのでしょうか?
本記事では2022年のたばこ代値上げについて紹介します。
目次
2022年のタバコ値上げはいつから?
2022年もたばこ代の値上げは実施される見通しです。時期は例年と同じく2022年10月に実施予定です。
たばこを管轄する財務省ホームページでは令和4年10月の値上げについて言及されています。
ただし、注目したいのが加熱式たばこに限定していること。2022年の値上げには紙巻きたばこは含まれません。
アイコス、プルーム、グローのような加熱式たばこ製品の価格が上がる見込みです。
加熱式たばこスティックはいくらになる?
過去の値上げ額から推察すると、30円〜50円の値上げが予想されます。以下で各加熱式たばこの現在の価格と予想価格を紹介します。(予想価格は過去の値上げ幅を参考にした仮定の価格となります。確定した価格ではない点にご留意ください)
アイコス
ヒートスティック | 580円→610円? |
ヒーツ | 530円→560円? |
テリア | 580円→610円? |
センティア | 530円→560円? |
プルーム
プルームテック | 570円→600円? |
プルームテックプラス | 580円→610円? |
プルームエックス | 【メビウス】
570円→600円? 【キャメル】 500円→530円? |
グロー
グロー | 【KENT】
500円→530円? 【neo】 570円→600円? |
グローハイパー | 【KENT】
500円→530円? 【neo】 540円→570円? 【KOOL】 520円→550円? 【ラッキーストライク】 300円→330円? |
とうとう加熱式たばこも1箱600円台の時代に突入するわけですね。
2018年から実施されてきた加熱式たばこの値上げは2022年で5回目を迎えます。
2023年以降のタバコ値上げはどうなる?
政府の方針で2018年から5回に渡るたばこ代値上げは粛々と実行されてきました。
では、2023年以降のたばこ代はどうなるのでしょうか?
2023年以降の値上げ実施については、今のところ言及されていません。
もしかすると、2023年は久しぶりに値上げが実施されない年になるかもしれません。
しかし、たばこ代値上げの議論は出ていることから、これからも増税されるのは確実と見て間違いないでしょう。
タバコ値上げへの4つの対策
たばこ代の値上げに伴い愛煙家にとって厳しい状況が続きます。現状のまま値上げに受け入れるか、別でたばこ代を節約する方法を模索するか・・
たばこ代の値上げに対する対策としては、以下の4つの対策が考えられます。
下記では、それぞれの対策について詳しく解説していきます。たばこ代を節約する方法を探している方はぜひ参考にしてみてください。
対策1:禁煙
たばこをスパッと止めれればたばこ代の値上げに悩む必要もなくなります。(ハードルはかなり高いですが)
禁煙サポート商品もたくさんあるので、以前より禁煙へのハードルは低くなっているように感じます。
例えば、普段のたばこにセットして喫煙しながら禁煙に挑戦できる離煙パイプという製品があります。
普段の喫煙習慣はそのままに、パイプの形状により体内に入るニコチンやタールを抑えるというものです。最初は、削減率10%ほどでスタートし、段階的に摂取するニコチンを抑えていくという画期的な製品。
対策2:電子タバコ
昨今の嫌煙ブームやたばこ代の値上げにより、ユーザーを伸ばしているのが電子たばこジャンルです。電子たばことは、液体リキッドを電気の力で加熱し発生した蒸気を喫煙するもの。
海外の電子たばこはニコチンを含みますが、日本の法律だとニコチン入りは販売できないのでニコチンなしになります。ニコチンなし、タールなし、たばこの煙臭さなしで利用でき製品によっては紙巻きたばこよりランニングコストが安くなります。
累計1500万本を達成した電子たばこ『ドクターベイプ』
たばこ特有の煙の香りや、ニコチンが好きという人には物足りないと感じるかもしれません。しかし、メンソール系やフルーツ系のフレーバーを好む人にはおすすめの選択肢となります。
Dr.VAPE(ドクターベイプ)モデル2のレビュー。試してみた感想や口コミを詳しく紹介
対策3:手巻きタバコ
対策1と2では、たばこを止めたりニコチンなしの電子たばこを使ったりという方法を紹介しました。喫煙習慣そのままに、たばこ代を安くしたい人も多いでしょう。たばこの習慣はそのままに、たばこ代を安くする方法として手巻きたばこという方法があります。
手巻きたばこは、たばこ葉を自分で巻き自分でたばこを作ることです。
たばこは主に3つの要素で構成されます。
- たばこ葉(シャグとも呼ばれます)
- フィルター
- ペーパー(たばこ葉をロールしている白い紙)
手元にたばこがある方は注意深く見てみると、紙巻きたばこはこれら3つの要素で成り立っていることが分かります。手巻きたばこはこれらの要素を自分で用意し、自分で巻くことでたばこを作ります。たばこを一本ずつロールする手間はかかりますが、銘柄にもよりますが、紙巻きたばこに比べて1/3ほど費用を抑えることができます。
たばこ代を劇的に節約することができますが、たばこを自分でロールする手間がかかるのがデメリットと言えます。
対策4:価格の安い銘柄に乗り換え
この方法は手巻きたばこほど、たばこ代を節約できるわけではありません。しかし、普段の喫煙習慣はそのままに、たばこ代を節約することができます。
例えば、最近ではJTが販売するキャメルブランドで1箱430円のキャメルクラフトが発売されました。
そして、人気タバコ銘柄のメビウスでも1箱500円のメビウスEシリーズが販売されています。
1箱500円のメビウスEシリーズをふつうのメビウスと吸い比べてみた
筆者は両銘柄とも試したのですが、安かろう悪かろうではなく普通に美味しかったです。金額が安い分、コスパの良い紙巻きタバコと言えます。今後も、タバコ各社は価格の安いタバコを市場に投入してくると思うので、うまく活用すればタバコ代を抑えることができます。
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